普通二種免許取得~運転免許センター学科試験の実録クチコミ【50代新人タクシー運転手・奮闘記ブログ】

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タクシー運転手になるべく、普通2種免許の取得に関しての奮闘記をブログ形式で綴っている。
今回は自動車教習所を卒業し、住民票がある都道府県の運転免許センターで最後の学科試験を受けた際の実録・クチコミ情報。

★執筆者プロフィール 50代前半・男性
神奈川県・既婚
乱視あり
病気なし
違反歴あり
事故歴なし



インターネットから学科試験を事前予約

東京都の運転免許試験所も2024年から完全予約制になりました。
免許更新もです。
全国でもどんどん「予約制」が普及していきそうで、当日の待ち時間軽減などに繋がりますが予約には問題点があります。
混雑していると、希望の日程で予約が取れません。
下手すると数週間先まで予約が取れないと言う事もありますので「早めの行動」がお勧めです。
例えば、新規免許の試験場学科試験は、教習所卒業時の番号がないと予約すら取れません。
しかし、予約システムのアカウント・パスワード設定などは、事前に行えるはずです。
事前にできるところまで登録したり先行させておれば、実際に予約する際にスムーズに手続きできます。
なお、混雑していて調べた際に満席となっている日程でも、そのうちキャンセルも出るようで日にちが近くなったり前日には空いていることもあります。
希望日程が取れない場合には、こまめにチェックしましょう。




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また予約が取れたら説明をよく確認し、予約番号も控えるなどして忘れ物が無いように注意しましょう。

学科の勉強

今の時代、運転免許の試験を受けるのに参考書など購入する必要はないかも知れません。
教習所の過去問題は古い時代のペーパーで更新されていない恐れもあるため、試験場の学科試験対策としては、YouTubeで後悔されている最新の試験対策動画を何個か見て勉強し、良い点数が取れるようになれば良いかと存じます。
<注釈> 教習所で受ける学科試験は古い内容が主流の恐れが高いため、教習所での学科対策は教習所の過去問題で対応が良いと感じる。

いずれにせよ、問題で間違ったところは、なんでその答えになるのか? しっかり確認して理解することが大切です。
また、言葉の綾と申しましょうか?、ひっかけ問題と文章の理解力には注意が必要です。
と言う意味で、余談にはなりますがほんと小学生からの「国語」の学習が1番大切な訳ですので、お子様をお持ちの方などはとにかく「国語」を頑張れと伝えたいところです。

学科試験に不安がある場合は学科試験当日の朝に、免許センター近くの「予備校」(闇校・裏校)などを朝5時30分から頼る方法もあります。
だいたい、試験場の近くに学科試験の予備校と言うか有料で試験対策の勉強ができる民間施設があるのです。
私は利用したことがないので詳しくはわかりませんが、何度も落ちる方には良いかも知れません。

当日は目を極力使わない

以前に私の視力に関して記事で触れていますが、視力検査は最大の心配事です。
また目の視力検査をクリアするため、試験前日の夜、就寝したあとからは朝に起きてから試験まで目に悪いことを避けました。
例えば、目が覚めるといつもすぐスマートフォンをいじりるのですが、スマホは簡単な確認だけに留め、タクシー運転手必需品でもご紹介している目に良いと考えている目薬を差しています。
特に角膜には体内から(血液から)は栄養が届かず、涙から栄養が補給されるため目薬が有効です。

そして試験場にはクルマで向かい駐車場に着いてからも、スマホ画面は時間確認程度に留め、教本などを開いて見ることも自粛し、とにかく目を休めることに徹しました。
よって、2種免学科試験の勉強も前日寝る前までに留め、当日の直前勉強は行っていません。
また、現行の眼鏡で視力検査不合格になった場合に備え、念のため新規で作った格安予備眼鏡(度が1段階強い)も持参。




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単なる免許更新であれば早めの日程で更新手続きを行い、目(視力)がダメだったら、新しい眼鏡を作って再度また受ければとスケジュール的にも余裕があります。
しかし、2種免許合格することを前提にタクシー・センターでの研修が予約済のキツキツ日程なので猶予が無いのです。
そのため、視力も含め学科試験も1回で合格しないといけない状況です。

交通手段

都道府県の運転免許試験場までは、自宅からクルマで向かいました。
渋滞していなけば自宅から40分の道のりだが、平日でもあり朝なので渋滞を予想して所要約1時間30分を想定。
また私の都道府県では、当日の朝8時30分~9時と、受付が30分間となっていました。
そのため朝7時30分すぎの到着を目指し、朝6時に自宅を出発していますが、それは万が一駐車場が満車の時に備えてとなります。
早く着いてしまったら先客は4台だけでした。
目を休めるため勉強したりスマホなど見ずに車内で寝ています。
気になったのは、何日間も停めているのか?張り紙されていた自動車があったことです。
警察関連施設の公式駐車場なのに・・・。

日曜日だと駐車場メチャ混みになる場合も多いので参考まで。
※事前に試験場の混雑カレンダーを参考にできると良いかも知れませんが、駐車場の混雑は都道府県により差がありますのでご注意を。

申請用写真

試験場にて学科試験を受けるとき提出する「申請書」は、教習所側で印刷済のものを用意してくれましたのでラクラクでした。
また、申請書はいわゆる「受験票」と同じ意味合いのため貼る写真が1枚必要なのですが、警察の説明を読むと事前に用意するか、試験場にも自動証明写真機(スピード写真機)があるので撮れるとあります。
この申請書に貼る写真は、運転免許証の写真とは「別物」なので、試験場に行けば自動で撮影してくれるというものとは異なります。
ただし、今回は教習所に入校した際に撮影した写真を焼き増しくれており、教習所側で申請書に貼ってくれてました。
自分でスピード写真でも撮りに行こうと思っていたのだが?、もしかしたら写真大丈夫かな?と期待していたとおりになり助かりました。

ただ、私は試験場で撮影される背景が青色の写真が嫌いで、いつも街の写真屋さんできちんと撮影してもらたった写真をこれまで免許証に適用させています。
そのほうが変な顔にならずに済むから・・・。
今回は残念ながらその方法ができないので、次回の免許更新までお預けといった形でして、当然、運転免許証の写真は「ヘンな顔」になりました。




視力検査と深視力検査

教習所で受けた深視力検査の機械と試験場の機械は別物と理解しましょう。
都道府県によって異なるようですが、私が行った試験場では、視力検査の機械でそのまま深視力検査もできる最新型?でした。
深視力検査は、視線を固定させるため3本見ようとせず、左右どちらか1本と動く棒1本を見ると良いとも言います。
また、動き出したらすぐに回答するのでなく、最初にワザと1往復~2往復ぐらい動きを見て、移動の時間を確認してから、タイミングも感じて回答できると良いと言う事前情報もつかんでいたのですが・・・。

棒の移動速度は速いように感じました。
そして、事前情報のアドバイスどおり、ボタンを押さずに棒を往復させてタイミングを計ろうと4秒くらいボタンを押さずにしたら、どうやら時間切れ扱いになった?ようで「再検査します」と言われてしまいました。
とにかく検査官は早く終わらそうと説明も終わりも判断も早いので焦りました。
別室に行き再度検査となったのですが、その別室では旧型の機械で棒がゆっくり動く物でした。
超焦ることになった結果、小心者の私は微秒に手も震えが生じたのですが、その再検査では1回で合格したのでほんと良かったです。
ただ、次の免許更新時、また大変になりそうな予感が・・・。

深視力検査がよくわからない方や、苦手な方は、YouTube動画にある攻略コツなどを事前に学んでおけると良いでしょう。

学科試験

学科試験は教習所を卒業した第1種普通自動車の皆様と一緒に第2種普通自動車も同じ教室で受験となりました。
ただ、たまたまなのか?、第2種の受験者は私含めて2人しかいなかったです。
もうひとりは、そう、同じ教習所を一緒に卒業したもうひと方です。

えんぴつ・シャープペン・消しゴムを忘れたら、申し出ると貸してくれます。

法規などよりマナー的な設問(常識問題)が多いと感じましたが、最後のイラスト問題5問(2点の問題)にて嫌み?な問題が2つありまた。
正解になったのか不正解なのか?不明も、なんとか2人とも合格。
どちらかが落ちたら気まづかったで2人とも大丈夫でよかったです。
試験場では点数など公表されませんし、間違った問題も不明なので、復習やおさらいができず、回答に悩んだ問題は結局あやふやなままですが・・。

学科に合格すると「登録カード」を機械で発行するようにと言われます。
機械で暗証番号を2個登録して発行します。
ただ、登録カードは硬いカードではなくペラペラのレシート(紙)でして、発行した紙は免許証の写真を撮影した際に必要でした。

必要だった時間ですが、朝8時30分からの受付開始で、免許を受け取ったのは11時30分でした。




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運転免許統計によると「普通自動車第二種免許」の合格率は54.1%との事。
<参考> 第1種普通の本免学科試験合格率は約73%~79%程度。

国家資格で合格できるかは、本気で合格したいのか?と言ったところだと常々感じている。

大型二種免許を取る場合は特典あり

普通2種免許を持っている人が、これから大型二種免許を取得する場合には現時点では優遇処置(特典)があります。
まず、教習所では学科19時間が免除され、技能だけ受講すればOKです。
2種免許の学科は、普通車も大型車も共通内容と言う事なのですね。
警察の試験場でも学科試験免除なので、教習所の技能で卒業すれば良いだけです。

限定解除する場合

普通2種ATから、AT限定を解除したい場合、すなわち、普通2種MTにしたい場合は教習所に通わず、試験場の場内コースで「限定解除審査」を受ける方法がお勧めです。
いわゆる1発でAT限定を解除に挑むことも可能です。
もし、限定解除するのであれば、若いうちにチャレンジしておきたいところ。

若いうちの取得がオススメ

もし、タクシーやバス運転手に少しでも興味がある場合、年齢が若いうちに2種免許取得するのが断然お勧め。
理由としては、運動神経や目の視力が良いと、それだけスムーズに教習を受けられるのと、色々と教習が増える前に取っておいたほうがラクだからです。
これからの日本で大きな事故や違反が発生し、また世の中をにぎわすと、色々と罰則が追加されたり厳しくなるので覚えることも増え、免許取得もそれだけ難しくなります。
例えば、講習時間が追加されたりすれば受講料金も高くなりますし、学科も色々と追加されると勉強範囲も増えて複雑・難解になるので理解するのも大変になるでしょう。
具体例をあげると、2024年には大型貨物の高速道路最高速度が80km/hから90km/hに変更され、高速道路の最高速度は100kmと80kmの2つだけ区分を覚えればよかったのが、90kmもと3つほど正しく理解する必要が生じています。
携帯電話が普及した当初、運転しながら電話するのはOKでしたが、事故が増えたので違反扱いに法改正されるなど道路交通法もどんどん追加されてくるし、昔はそんなに無かった応急救助も私が2種を取得した時点で6時間もありました。
日本で交通事故が無くならない限り、勉強する内容が緩くなることはないでしょうし、年を重ねると身体機能的にも色々と苦労することも増えるし、厳しくなる前に取れる国家資格は取っておいたほうが良いと思う。
会社(仕事)を辞めて雇用保険をもらう期間があれば、雇用促進の助成金にて2種を受けると「安く」もなりますので、そんな制度もうまく使えると良いでしょう。
できれば、若いうちに大型二種免許とっちゃいましょうと皆様にお勧めしたいところです。




マイナンバーカードと一体化

運転免許証はマイナンバーカードと一体化されることが決まっています。
一体化される時期は早ければ2024年のどこかで。
ただし、執筆時点では一体化する/しないは任意であり選べるようです。
また、情報の紐付けも強制ではない見込み。
そのため、運転免許証が廃止される予定も今のところはありません。
ただし、今後はオンラインで身分証明を送信する方法として、運転免許証を写真で撮影して送信すると言う本人確認方法と、顔写真のない本人確認書類等(健康保険証など)は本人確認にはならないと法律改正も予定されている模様。(マイナンバーカードのみ有効にするなどの可能性あり)




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自分の運転免許をマイナンバーカードにした場合には「紛失」に注意が必要だと思われます。
失くした場合、運転免許は即日再交付を受けられるが、マイナンバーカードの再発行は数週間から1ヶ月程度要する場合もあります。
そのあたりは注意が必要になるでしょう。

総評

教習所で2種免許の講習を受け、試験場で学科試験に挑んだわけですが、タクシー運転手の場合、お客様を乗せて安全に送り届け、その対価として運賃を頂き自分の給料にもなると言う事で、やはり安全運転が最優先だと感じました。
特に教習所で2種に関して学んだ10日間は、自分の運転を改めて見直す良い機会になったのは言うまでもありません。(もうちょっと短くても良いとは思うが)
運転技術を磨くと言うよりは初心を忘れず、安全確認をしっかり行い無事故で仕事を続けられるよう誓うところだす。
以上、ご覧頂き誠にありがどうございました。

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