新型コロナ対策ワクチンの意味
最初、ワクチンを接種すれば感染しにくいと言う説明でしたので、CMでも「大切な人を守ろう」と自分が接種することで他の人を守れるという宣伝でした。
当初、予防率は80%~90%と言っていました。
しかし、それができないと分かると、今度は自分の重傷化を防ぐと言う説明に変わりました。
更に、1回でよかったのが、2回も必要だと言う事になり、今では2回でも効果が薄くなるので3回必要だと変化しています。
しかも、追加接種と言う日本語を使わずに、わざわざ「ブースター」(boosterの意味は=増幅器)と言う外国語を用いしています。
「ブレークスルー」にしても「通り抜ける」と言う日本語を使って説明すれば良いのにと感じるのは、私だけでしょうか?
本来であればワクチンは予防接種と言う日本語があるのですが、必ずしも感染を予防できないと言う事からなのか?「ワクチン」と言う言葉か使われています。
この接種回数が増えて行くのは、まさに「オレオレ詐欺」に似ています。
最初は1回だけ対応すればよかったのに、少したってから「また必要になった」と、詐欺の連絡が何度も来るのと同じ経緯をたどっています。
そもそもワクチンは新型コロナの初期「アルファ株」をもとに開発されたのは皆様ご承知の通りです。
よって、初期の新型コロナ株への対策になることは信じたいと存じます。
しかし、この遺伝子組み換えのシステムは、病気になっていない状態でも、トゲトゲがあるウイルスが細胞の鍵穴に進入するのを防ぐため、人工的に先に「トゲトゲ」(抗体)を作って鍵穴を埋めて先に防御すると言うものです。
100%防御はできないので、いくつかのウイルスは空いていた鍵穴から細胞に入りますが、抗体があればその量を少なくできます。
そのため、1度にたくさんのウイルスの侵入を許さないので、重傷化を防ぐと言う意味になっています。
しかし、ウイルスの侵入をワクチンの抗体によって防いでいると言う事は、本来、体に備わっている自己免疫に頼らないとも言えます。
よって、自分の免疫を使わないようになってくると、免疫そのものが弱まる可能性があります。
病気や感染症は新型コロナ以外にもたくさんありますので、免疫が弱まったところに他のウイルスが入ったり病気になると、厳しい可能性も指摘される訳です。
もちろん、ワクチンの効果は永久では無いので、だんだん弱まってきますが、その効果がなくなった頃には数ヶ月の間に本来の免疫が弱り切ってしまっている可能性が心配されます。
宇宙飛行士だって、国際宇宙ステーションに数ヶ月滞在して地球に帰還したあと、ひとりでは立てないくらい筋力が弱まるように、不要となった能力は低下していまいます。
当然、若い方は免疫力も高いのですが、そもそも基礎疾患があったり高齢者の方は免疫が強くないので、重症化リスクの高い方はワクチンを打ったほうが得策な場合もあるでしょう。
しかし、1回ではなく、2回・3回と更にワクチンの接種回数を重ねれば、総体的・全体的の免疫力は当然下がると考えられますので、より病気になる可能性も危惧されます。
もしかしたら、ワクチンを打って数ヶ月経過した人の方が、全体的な免疫が下がっていて、感染しやすい・病気になりやすいとも考えられる訳です。
まだデータが不十分ですが、2回、3回と接種しても陽性反応が出たり、重傷・死者が発生するのは、ワクチンを打ったことで免疫が下がってしまった可能性も捨てきれません。
ワクチンを接種することじたいは、各自の自由だと存じますので、否定する訳ではありません。
どうしても、追加で接種するのであれば、季節性インフルの予防接種と同じで、感染が拡大しやすい冬が訪れる直前に、毎年接種したほうが良いのではと感じます。
ちなみに、オミクロン株(特にN501Y変異)は、細胞内への侵入に必要な鍵穴へ入り込む、ウイルスのトゲトゲが優秀すぎるため、感染しやすい(感染者が増えやすい)と言う特徴を持っています。
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もちろん、予防接種による副作用で苦しむ方もおられます。
副作用はは稀だと説明になっていますが、ワクチンを接種したことで亡くなった方が0人と言う事でもありません。
普通、治験などでは接触後に数名の死者がでるとそれだけで中止されることもあります。
しかし、新型コロナワクチンは正式にはまだ治験(臨床試験)が継続中であり、緊急承認されているに過ぎないため、最終的な結論が出ていない状態と言えます。
要するに、ワクチンの効果がリスクを上回るかはまだ未知数なのです。
<参考> mRNAワクチンの治験が終わるのは、最も開発が早かったファイザー社製で2023年5月2日の予定。
もし、とても安全だと言うのであれば、医療スタッフの皆様も、全員がワクチンを打っていることでしょう。
しかし、医療関係者やDNA研究者でも、ワクチンを拒否する方がおられることからも、よくわかる話です。
この2年間、日本での新型コロナ感染率は、人口の1.5%に過ぎません。
2019年まで、インフルエンザは人口の10%くらいの感染者を出していましたが、それに比べてもとても少ない数字だとわかります。
このように、2年間でも100人に1人か2人しか感染しない病気に対して、予防すると言う考えが本当に正しいのか?
逆に治療のほうを充実するべきだと思うのは、私だけでしょうか?
もっとも、その治療を充実できないのが行政の現状でして、そのため、安易に緊急事態宣言などを発してしまっています。
緊急事態宣言を出すくらいの政策は、私でもあなた様でも簡単に言えることでしょう。
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残念ながら新型コロナの疑いで死亡した日本人は、2022年1月13日現在(約2年間)で約1万8000人です。
18000人と言う数字を単純に見れば、2年間で大変尊い命が奪われたと感じます。
<注釈> 死後のPCR検査で陽性だった場合、ガンなどの死因を問わず、死因は新型コロナにするとなっている。
しかし、まず2年間での数字です。
また、他の病気などで年間に亡くなっている日本人の数をきちんと把握・理解して比較する必要があります。
年間で亡くなる全体の日本人は約130万人~140万人です。
2年間だと260万人の方が亡くなりますが、そのうち1万8000人が新型コロナだったと推測されます。
率にしますと、新型コロナ(主に肺炎)で亡くなる方は死因の僅か0.38%だったと言えます。
しかも、普通の肺炎での死者は、2020年は▲1万6000人と減少しており、全体の死者数も約9000人減りました。(前年比▲0.61%減)
感染防止対策を頑張ったので、普通のカゼなどでの肺炎・呼吸器疾患や、インフルエンザなどを抑制したため、大きく減少したものと考えられます。
残念ながら、執筆時点ではまだ2021年のデータは不明です。
日本の悪いところなのですが、統計データが早く集計して発表できないんですよね。
外国では統計結果をすぐに発表するところが多いのですが、日本の役所は仕事が遅いと言う印象です。
ただ、2021年9月までの速報データを見る限り、昨年2021年の死者数は大きく増えていると推測できます。
日本で最も多くの死者を出したのは「アルファ株」(日本の第4波)です。
その次に2021年夏にはやった「デルタ株」(日本の第5波)では、感染力が強かったため感染者数は右肩上がりに増えました。
しかし、死者数に限ってみれば、アルファ株の時代よりも少なく抑えられたようです。
日本でもアルファ株からデルタ株に代わって感染者数が増えましたが、死者数の増加は抑えられました。
オミクロン株も感染力は強いですが、死者はもっと減る可能性があります。
パンデミックの歴史でも同じ傾向があります。
新型コロナウイルスも感染力を増しながら毒性が弱まって行くのかも知れません。
ところが、2021年はワクチン接種も進みましたが、2021年2月頃より急激に死亡者が増えてきています。
前述したとおりまだ推測値ですが、2021年は前年比で死者は+6万人~10万人程度増加している可能性も考えられます。
<参考> 2011年東日本大震災があった年の死者数は前年より5万6000人増加
注目すべき点は、2021年に新型コロナで亡くなった人数は、1万6000人ほどのはずなのですが、それ以上の6万人~10万人も死亡超過が発生している可能性があると言う事です。(正確な統計は2022年4月以降に出てきそう)
他人の意見にながされないためにも、この原因は、皆様自身でさらに詳しく調べて、よく考えてみて頂ければと存じます。
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ワクチンパッケージであったり、ワクチン接種証明があれば割引にしますとか、ワクチンうった人は入場許可しますなどは「差別」でして、ちゃんちゃらおかしな話です。
まして、職場でもワクチンを強要したり、未接種者を解雇したり別の部署に配置転換したりするのは「パワハラ」「人権侵害」に当たる恐れがあります。
出入りの業者にも、ワクチン接種済みでないと仕事を回さないと言うのも、大変な差別にあたります。
PCR検査の精度も100%ではありませんので、擬陽性も生じますし、逆に感染していても陰性判定になることも考えられます。
よって、PCR検査はあまり意味はありません。
感染者数で一喜一憂するのではなく、他の数字としっかり比較検討して、自ら判断しなくてはいけません。
実際問題、ここに記載している私の内容も、遠慮なく疑って頂いて構いません。
他の資料や情報もしっかり把握して頂きまして、ご自身にて最終的にご判断頂ける事を、切に願っております。
マスクは、新型コロナだけでなくインフルなどにも有効ですので、良いことだと存じますが、人が少ないところまでマスクをしていれば、それは過剰とも言えご自身の抵抗力・免疫を弱めるかも知りません。
何事も「バランス」です。
規則正しい生活をしてきちんと食べて運動を行い、自分自身で免疫力を上げるのが、すべての病気に対しても有効な手段と言えるでしょう。
そろそろ普通のカゼになるか?
中国で発生したと考えられる最初の新型コロナ「アルファ株」は前述のとおり死者が最も多く発生しました。
そのあと、感染力が強かったデルタ株がまん延すると、デルタ株より感染力が低かったアルファ株はほぼ絶滅した、置き換えられたと考えられます。
デルタ株は、アルファ株より感染力が高かったので、たくさん陽性者が出ましたが、死者の割合は少ない状況でした。
そのため、急激に陽性者が増えたものの、多くの人が感染した結果、それ以上に感染させられる人が少なくなったため、急激に減ったと考えられます。
そして、オミクロン株ですが、ご承知の通り、感染力が強いと言われていたデルタ株よりも、もっと感染力が強い訳です。
よって、デルタ株が今度は絶滅状態になって、オミクロン株に置き換えられる現象になると考えられます。
でも、このオミクロン株は、感染するパワーを優先した変異であるため、更に毒性が弱く、デルタ株より重傷者・死者は極端に少なくなるとも考えられます。
しかも、ドンと急激に陽性者が増えますが、南アフリカの例をみても、ピークは早く短期間に減りやすい傾向があります。
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ひょっとしたら、このオミクロン株は、カゼのコロナウイルス・第5のウイルスとして今後共存していく(毎年はやったりする)ようになるのかも知れません。
もしくしは、第7波として更にオミクロン株よりも感染力が強い変異株が登場するも、更に毒性は弱くなり、陽性者が大量に発生したとしてもぜんぜん影響も低い、普通のカゼと同じようなウイルスになる可能性もあるでしょう。
→かかりつけ医の解説「かかりつけ」ない場合はどうすれば良いの?
→新型コロナの死者数と通常の死者数を比較してみた(更新)
→中日ドラゴンズ「木下雄介」投手が練習中に倒れて死去した経緯・ワクチンとの関連性も検証(スパイクタンパク質の作用)
→自宅療養【あると役立つ物】リスト~新型コロナウイルスから風邪まで有効
→ウィズコロナを進めるはずなのにGoToトラベルに反対するのは筋違い