ウィズコロナを進めるはずなのにGoToトラベルに反対するのは筋違い

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国内観光業に1.7兆円つぎ込むGoToトラベルキャンペーンは、世界的に見ても、とても大胆な政策ですが、東京全体の除外が確定すれば、残念な判断だと存じます。
他県の皆様も、もし自分の県だけが、このような仕打ちになったらと、想像して頂きたいところです。

緊急事態宣言が解除されたとき、都知事もおっしゃっていたとおり「ウイズコロナ」となったはずです。
感染者が少なくても、感染者が多くても、恐れずに、新型コロナウイルスとは、共存・共生する道を、進めていかなくてはならないのです。
ウイルスに感染すると言う事は「病気」ですので、感染しないためには、他人の行動をとやかく言う前に、自分の行動や感染対策に気を付けなくてはなりません。




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日本経済にとって、観光は非常に重要かつ巨大な産業で、年間55兆円産業が危機的な状況です。
このままでは、旅館どころか、大手鉄道会社だって、2年・3年と、持ちません。
経済対策に反対されている皆様は、その観光に携わっている人の立場になって考えておられるでしょうか?

繰り返しますが、病気になるか、ならないかは、個人レベルの問題でして、旅行や観光が問題ではありません。
観光業者や、旅行に行く人だけでなく、旅行に行かない人、スーパーに買い物に行く人、すべての人の問題です。

自分は観光業に関係ないと言う仕事をしている人でも、様々な業種で、倒産が増えれば、まわりまわって、自分の仕事や収入にも影響します。
地方にお住まいの場合、税収が減った自治体だって、破産する可能性があります。
そうなってしまえば、新型コロナで亡くなる人よりも、別の死者のほうが増加するのは、言うまでもありません。
そうならないための、経済対策ですので、新型コロナ対策と一緒に捉えるのは、危険です。




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肝心なのは、感染者が増えたから、何かを制限したり、反対するのではなく、行く人も・受け入れる側も「より一層、しっかりと感染対策をやりましょう」と言う事です。
ひとり一人、真剣に考えて、毎日、できるところの感染拡大防止を行うことこそが、感染拡大時には求められるのです。
旅行者を減らしたから、感染者が減るとは考えにくいです。
着目するべきところが、違っていると申しましょうか、感染者を増やさないために、今行うべきは、GoToをやらないと言う事ではなく「感染させない」と言う意識の改革です。
もっと、国民は、賢くならないと、自分で自分の首を絞めることになりかねません。
どうしても、感染防止のガイドラインなどを、守れない人がいるのであれば、早急に法整備すると言う事も、必要になってくるでしょう。
Withコロナを実践することができなければ、2021年の東京オリンピックだって、開催は無理です。

もし、死にたくないのであれば・・・。

これまでの日本での新型コロナによる死者数は、2020年7月16日現在、985名です。(実際にはもっと多いとは存じますが・・。)
謹んでお悔やみを申し上げたいと存じます。

ただし、インフルエンザの死者数 毎年3000人は、2019~2020年、極端に減りました。
インフルを持ち込む外国人旅行者が減ったのと、手洗いを頑張ったからですね。

餅を喉に詰まらせて亡くなる方は、毎年4000人くらいです。
死にたくないと言うのであれば、新型コロナの対策よりも、餅(もち)を食べないほうが、はるかに生存できる可能性が高いです。