そもそも「コロナウイルス」とは? 【用語解説】

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そもそもコロナウイルスとは?
医学書・お医者さんなどの資料を参考に、わかりやすく解説したいと存じます。

まず、コロナウイルスですが、発熱や鼻水、くしゃみ、鼻づまり、喉の痛みなどの症状を引き起こすウイルスのことを言います。
この文章を見て、たいていの方は「カゼ」をひいた時の症状に似ていると感じられるかと存じます。
そうなんです。

そもそも「カゼ」(風邪)は、コロナウイルスが原因のひとつになっています。(全部がコロナではありませんが)
カゼの症状を起こす、コロナウイルスは、4種類ありました。
ずっと人類は、このコロナウイルスに感染してきました。
そのため、4種類のコロナウイルスに対しては、抗体(こうたい)がある程度あるため、感染しても抵抗力が備わっています。
自分に抗体がなくても、周りの人々は、持っているため、そんなに大きく感染が広がると言う事はありません。

インフルエンザウイルスと言うのは、コロナウイルスとはまた違う種類のため、インフルエンザ用の治療薬はあります。
しかし、コロナウイルスは、そもそも、大きな病気になりにくいため、インフルのように、ワクチンも開発していないので、予防接種はありませんし、医薬品も対処療法となります。

ところが、近年では、コロナウイルスの新型として中東呼吸器症候群(MERS)や、重症急性呼吸器症候群(SARS)と言った、新しいコロナウイルスも発生するようになりしまた。
しかし、MERSも、SARSも、そんなに感染力が、とても強いと言う事ではなかったので、2020年に広がった新型コロナウイルスのように、世界に感染が拡大するまでは至りませんでした。
このように、武漢で発生した新型コロナウイルスは、コロナウイルス6番目の新型なのです。

非常に多くの方が感染しやすいのが特徴ですが、約8割程度の方は、感染しても発症しない状態です。
しかし、肺炎を発症して、亡くなる方もいます。
ただ、その肺炎にかかるのは、普通の風邪でも同様です。
でも、新型コロナに抗体がある人が、いないため、とても感染が拡大してしまいました。
すなわち、何年か経過すると、抗体を持つ人が増えて、感染が今のように広がることはなくなってくるとも推測されます。
もちろん、抗体が100%防衛力として機能するとは限りませんが、1度、病気を経験した人間が増えれば、また、武漢ウイルスに感染しても、増殖を抑え込める力がある程度、機能してくると考えられます。
しかし、2020年初頭に関しては、誰も抗体を持っていなかったので、爆発的に感染してしまいました。

なお、ウイルスも地球上にいる、ある意味「生命体」ですので、ウイルスの目的は、自身の繁殖・繁栄です。
そのため、人間から人間に感染して、増えていく仕組みなのですが、感染した人間が全員死んでしまって、増えるための人間の細胞もすべて死にますので、ウイルスも増殖先を失いすべて、やがて死んでしまいます。
よって、人間全員が死ぬような、致死率が高いウイルスにはならないものと推測します。

また、肺炎にて亡くなる方が、多いのですが、これは、新型でなくても、いつものカゼのコロナウイルスでも、肺炎になって、毎年、たくさんの人々が亡くなります。
日本では、インフルエンザで、毎年3000人が亡くなっていますし、肺炎に至っては年間12万人もの日本人が命を落とす病気です。
ガンの死亡者、心疾患での死者、次いで3番目に多い死因が肺炎です。
よって、別に新型コロナでなくても、これまでのコロナで、日本では毎年、肺炎を起こし12万人は亡くなっているのです。
まだ、統計が出ていませんが、2020年初頭は、皆様が手洗いなどをしっかり行ったため、インフルエンザが流行しませんでした。
そのため、あくまでも推測ですが、もしかしたら、肺炎全体での死者数が、例年よりは、下回るかも?知れません。
まだ、データが出ていませんので、なんとも言えませんが、新型コロナでの肺炎での死者数も含めて、肺炎全体での死者数を注目するべきだと考えています。
もしかしたら、もしかしたかもです。

よって、新型コロナウイルス(COVID-19)は、それほど、恐れる病気では無いのですが、呼吸困難などを起こす肺炎の症状が、進行しやすくて、重傷化するのが速いため、医療の限界を超えています。
また、予防接種・ワクチンはなく、決定的な治療薬もないため、我々は「怖い」と恐れてしまうのです。
怖いので、武漢で発生した頃、議論の中心は「致死率」でした。
感染したら、死んでしまう可能性を恐れたのですが、そもそも、既に見つかっていた4種類のコロナウイルスによる致死率は、まったく議論もされませんでした。
確定的な事は申せませんが、ひょっとしたら、私も含めて、我々人類は、未知のウイルスに対して、敏感になりすぎた可能性があります。
もしそうだとしたら、マスメディア(マスコミ)やインターネットが発達している現在ですので、毎日、報道された影響も大きいです。

ひょっとしたら、新型コロナの肺炎で亡くなる人の数よりも、職を失い絶望された方の自殺者のほうが、多くなるかも?知れません。
もっとも、新型コロナの発生源の責任は、とても重いです。

もともと、「風邪の特効薬」を作れたら、ノーベル賞がもらえるかもとされているくらい、大変難しい治療薬の開発です。
ウイルスに感染すると、痰(たん)の色は「黄色」っぽいのが出ますので、どのウイルスかはわかりませんが、ひとつの目安にもなるかと存じます。

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