インフルエンザ疑いの人 熱が出たら病院に行ってはいけないのか?【新型コロナウイルス感染症対策の基本方針】

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厚生労働省が、2020年2月25日に「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を発表しました。
内容を熟読致しますと、基本的に軽症な人は医者に行かず自宅で療養してくださいと言う事です。
では、季節性インフルエンザの疑いがある場合など、他の病気の可能性があるときには、どのようにすればよいのか?
そのような対処法は示されていませんし、質問しようにも、質問の受付先も明記されていません。
厚生労働省に直接問い合わせをしても、たらいまわしになるのが、オチでしょう。

熱が出た場合の基本方針としては、下記の通りです。

風邪症状が軽度である場合は、自宅での安静・療養を原則とし、状態が変化した場合に、相談センター又はかかりつけ医に相談した上で、受診する。

風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いたら(解熱剤を飲み続けなければならないときを含む)、電話して相談する。

※2020年5月9日より「37.5度以上の発熱が4日以上続く」の基準は廃止され新指針となりました。息苦しさや強いだるさ、高熱のいずれかの症状などがひとつでもあれば、保健所に設置された帰国者・接触者相談センターにすぐに相談となります。

軽症の人が、むやみに医者に行くのをさけてもらうのや、有識者に意見を聞いて決定したのは良いのですが、なぜ、37.5度で、4日間なのか?、その理由や根拠が示されておらず、ただ、そうしなさいと言う説明です。

高熱の原因が、もし「インフルエンザ」だった場合の対処法として、これまで基本的とされてきた方針は下記の通りです。

高い熱(38.5℃以上)を認めた場合は、 発症後48時間以内であれば抗インフルエンザ薬(タミフルやリレンザ等)の効果(インフルエンザウイルスの増殖を抑える)が期待できまる。
ただし、発症後すぐに受診しても検査で陽性に出ない場合があるため、6時間以上経過した時点で受診することを勧める。

厚生労働省のインフルエンザ対策情報にも下記の通り、受診目安の説明があります。

高熱が出る、呼吸が苦しいなど具合が悪ければ「早め」に医療機関を受診しましょう。

とあります。
(出典) 令和元年度インフルエンザQ&A

このような対応が、インフルの基本的な指針です。

我々個人のレベルで、熱が出ても、それがインフルエンザ・ウイルスによるものなのか?、それとも新型コロナウイルスによるものなのか?、判断しにくいです。
インフルを警戒したほうが良いのか、それとも新型を警戒なのか?どちらを優先するべきかも?不明です。
仮に、2020年2月に発表された新型ウイルスに対しての方針を遵守した場合、39度近い熱が出ても、最低4日間は、自宅で様子を見てくださいと言う事です。
もし、その熱が、インフルによるものだとしたら、タミフルなどが有効な48時間を、逸してしまい恐れが出てきます。
また、4日間も熱にうなされたら、インフルエンザ脳症など、重傷化する恐れもあるでしょう。

このように、自分で、自分の病気の原因がわからず、判断もできないから、病院にて医者の診察を受ける訳です。

インフルエンザは、38度を超えるような高い熱が一気に出て、筋肉などの痛みや、日常生活がままならないほどの強い倦怠感など、さまざまな、つらい症状が出ることで知られています。
上記の通り、発症してから48時間以内に、タミフルやリレンザの処方を受けるのが有効なのを繰り返し明記させて頂きます。
ただし、インフルエンザは、抗インフルエンザ薬を使用しなくても、熱が高いのはせいぜい3日間程度とされている事実もあります。
このインフルは3日程度と言う事を受けて、新型コロナウイルスを疑う場合「4日以上37.5度以上の熱が続いたとき」と言う、4日間の理由づけなのでしょうか?
そうであれば、4日間以上自宅で療養して頂くのは、インフルエンザの場合も含むなど、もっと、具体的に示して頂きたいのです。
それなのに、新型コロナを疑う場合のケースだけの指針ですので、どうすればよいのか、わからず、困ってしまう訳です。

よく「かかりつけの医者に相談を」と言いますが、私は、かかりつけ医なんてありません。
過去に1回もインフルエンザにもかかったことないですし・・・。
かかりつけ医がない場合には、どうすればよいのかの指針も示されていません。

実際問題、発熱が長引く場合は、肺炎や脳炎などの合併症を引き起こしている可能性があるため、注意が必要になってきます。

なお、「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある」場合には「すぐ」に相談ができます。
これは、熱の高さは関係ないです。
相談先は、各都道府県に設置されている「帰国者・接触者相談センター」に電話することになります。

安倍政権は、近年の政権として頼りになると、常々感じていました。
しかし、今回の基本方針は情けないです。
せめて、国民のだれもが納得できるように、様々なケースごとに、細かく説明しなさいくらいの指示を厚生労働所に出せないのか? みんなが疑問に感じる点の回答として「よくある質問」のようなものを用意できないのか?

感染症ですので、防ぎようがないのはよくわかります。
むしろ、感染拡大において、日本は、よくやっているほうだと、私は評価しています。
また、そんな大騒ぎする事でもないと、普通に出張の計画も立てています。
今、防げなければ、東京オリンピックが中止になることもよくわかります。
しかし、このように「あいまい」な方針を示されても、国民は混乱すると思うのは、私だけでしょうか?
まだ、東日本大震災の時の政権の方が、うまく対応できていたように見えてしまいます。

睡眠をしっかりとり、免疫力が落ちないように努力しています。
しかし、病気が発症してしまった場合、結局、自分の身は、自分で守るしか、なくなってしまいますので、独自に可能性を判断して、医師を頼るしかなさそうです。
そのような人が増えれば、医療も疲弊してしまいます。
医療機関を疲弊させないための、方針なのに、説明が不足していて、医療機関を守れるとは思えません。

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