口永良部島 噴火ライブカメラ 2020年最新情報(随時更新)

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口永良部島(くちの-えらぶじま)の火山活動の活発化が懸念されています。
鹿児島県の屋久島の西にある口永良部では、標高657m新岳の火口からおおむね3キロの範囲で、弾道を描いて飛ぶ大きな噴石や、火砕流に厳重な警戒を呼びかけています。

2020年1月11日、15時5分、屋久島町の口永良部島で噴火があり、噴煙が2000メートルの高さまで上がり雲に入りました。

下記は過去の噴火状況です。

2019年10月27日21時33分に新岳火口付近の浅いところを震源とする規模の大きな地震が発生しました。
その後、気象庁は、10月28日午前0時15分に噴火警戒レベル3(入山規制)に引き上げました。
火口からおよそ2キロの範囲で大きな噴石と火砕流、火口の南西側では2キロを超える海岸までの範囲で火砕流に警戒を呼びかけています。

2019年1月17日、朝9時19分頃、鹿児島県屋久島町の口永良部(くちのえらぶ)島の新岳(しんだけ)が噴火しました。
火砕流が発生し火口から南西と北西側に約1.5km流れましたが、集落には達しておらず、噴火警戒レベルはそれ以前の3(入山規制)が維持されています。
噴煙の高さは約6千メートルを観測したと言います。

2018年8月8日、火山性地震が相次ぐようになりました。
2018年8月11日、二酸化硫黄を含む火山ガスの放出量が1日あたり1600トンに急増していました。
2018年8月15日、朝から火山性地震が26回観測されていることから、気象庁は、噴火警戒レベルを2から4(避難準備)に引き上げました。島民には避難準備を進めるよう呼びかけています。
震源の深さは約5キロで、4年前の噴火の前に発生していた地震と同じ場所と推定されています。

トップの画像は3年前の2015年に噴火した際の画像ですので、最新状況ではありませんこと、念のため記載しておきます。

下記は気象庁によるリアルタイム・ライブ映像です。
なお、ライブカメラは、よく変更されますので、映像がなくなっていましたら、お詫びを申し上げます。

こちらはNHKさんによるライブカメラ(生中継)の映像・動画です。

下記はKYT鹿児島読売テレビさんによる生中継の最新映像です。

なお、ライブ中継は臨時設置されているため、状況により、終了となる場合もありますので、ご了承願います。




口永良部島とは

人口は約130名で、鹿児島県熊毛郡屋久島町に含まれています。
主な産業は牛の放牧となりますが、島内では各地で温泉も湧いており、共同浴場もいくつかあります。
島内にバスやタクシーといった公共交通機関はありません。
金融機関は郵便局が1軒、商店は3軒、診療所1箇所です。
屋久島町営「フェリー太陽」が、口永良部島 – 屋久島・宮之浦港 – 種子島・島間港(南種子町)を1日1往復で運航されています。

2015年の噴火

2015年5月29日には口永良部島の新岳がマグマ水蒸気噴火し大爆発となり、上空1万メートルまで噴煙が発生しました。
時速140km/hの火砕流が火口から全方位に発生したため、気象庁は噴火警戒レベルを観測史上初めて、最も高い「5」(避難)に引き上げ、全島民が島外へ脱出して避難を余儀なくされていました。
この時、国土交通省は、島民避難時のフェリー太陽の定員を、通常100人から150人と増員を特例で許可しています。
負傷者は1名いましたが、死者はなく避難が成功した事例でもありました。
避難は最終的に2016年6月25日、寝待地区を除いて、約1年1ヶ月ぶりに解除されていました。

2018年はお盆期間中ですので、また避難するかも知れないと考えますと、島民の皆様のご苦労もお察しいたします。
しかし、また噴火した場合には、今回も家屋などへの被害が無く、無事に全員が避難完了になることを、節に祈るばかりです。

以上ですが、新しいことが分かりましたら、この記事は更新させて頂きます。

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