浅間山(あさまやま)で火山性地震が増加しています。
2020年12月23日、草津白根山の湯釜付近にて、小規模な水蒸気噴火が発生する可能性がある発表されました。
2020年6月20日から火山性地震が増え、地下の熱水や火山ガスの動きを示すと考えられる火山性微動も観測されています。
現在は、噴火警戒レベル1の状態ですが、変更される可能性があります。
下記は過去の状況です。
2019年8月25日の噴火
2019年8月25日(日)19時28分頃に噴火したと気象庁が発表しました。
噴煙は火口から約600メートルまで上昇したとありますので、小規模な噴火のようです。
2019年8月7日22時08分頃に噴火(噴煙1800m)以来となります。
火山活動の活発化が懸念されており、噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)でしたが、8月7日の噴火にてレベル3に引き上げられました。
その後、8月19日に、噴火警戒レベルは火口周辺を規制する「2」に引き下げられています。
浅間山は、長野県北佐久郡軽井沢町と群馬県吾妻郡嬬恋村との県境にある標高2568mの成層火山です。
2000年以降では2004年9月1日に噴火が確認され、9月23日には中規模の噴火に至りました。
2008年8月10日にも小規模噴火。
2009年2月2日の噴火では関東平野の広い範囲に降灰もありました。
2015年6月16日には小規模噴火し、付近にて微量の降灰がありました。
2015年6月19日にもごく小規模な噴火が発生しています。
そして、今回、2019年8月7日の夜に噴火したと言う事になりますが、小規模噴火でした。
2019年8月7日の噴火
8月7日の噴火では、約20分間噴火し、噴煙は1800mまで上がったとされ、長野原町、嬬恋村、軽井沢町、御代田町に少量(薄っすら)の降灰が予想されています。
→嬬恋村の六里地区で降灰が確認されました。
また、噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられましたが、その後、8月19日にはレベル2に戻しています。
なお、明確な予兆はなかったと気象庁は発表しています。
火砕流は発生しませんでしたが、大きな噴石が火口から約200メートルに達していると言います。
気象庁は火口周辺警報を出して、火口から約4キロの範囲で、大きな噴石や火砕流への警戒を呼びかけています。
これを受けて、群馬県長野原町ではキャンプ場の9組28名に避難を呼びかけました。
そのキャンプ場のある場所は「浅間園」でして、当面、浅間園は閉鎖(立入禁止)となります。
鬼押出し園のほうは、規制区域外でして、一部を除き通常営業しています、
浅間山への登山ですが、噴火警戒レベル1で前掛山まで、レベル2で黒斑山まで登山できます。
今回レベル3になりましたので、登山口は閉鎖されました。
新し状況がわかりましたら、また、追記させて頂きます。
下記はNHKさんによるライブカメラ(生中継)の映像・動画です。
※現在ありません。
浅間山が噴火(NHKニュース)
下記は、まえちゃんねっとさんのLIVE動画です。
下記は、まえちゃんねっとさんによる「浅間山・火口」の様子のライブ中継です。
下記は、LIVECAMERA草津温泉・白根山防災カメラさんの浅間山ライブカメラの生中継映像です。
夜間には真っ暗の場合もありますので、ご容赦願います。
浅間山の場所ですが、下記の地図ポイント地点になります。