私たちが生活して行くうえで、欠かせない「衣食住」ですが、理容室・美容室にて、髪の毛をカットするのも、衛生的にも有効ですので、欠かせないと存じます。
でも、新型コロナウイルス対策として、床屋さんなどの店舗は、しっかり消毒をされているのか?、その点を解説させて頂きます。
まず、美容室などを営業する場合には、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスと言った、病原菌・ウイルス対策(感染症対策)が、法律(理容師法)にて規定されています。
そして、カミソリなどの消毒方法などに関しては、理容師法施行規則及び美容師法施行規則にて、定められています。
例えば、カミソリは、他の人の血が付着すると言う事もありますよね。
バリカンの刃の部分も消毒対象です。
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消毒方法は、アルコール消毒(エタノール)、煮沸消毒、UV(市外線)消毒、次亜塩素酸ナトリウム
による消毒などが使われます。
ただし、カット専用のハサミなどは、直接、肌に触れることが少ないことから、消毒の義務はありません。
このように、お客さんの肌に直接、接する器具類に関しては、新型コロナウイルスの消毒にも有効な方法にて、以前から消毒されています。
もちろん、理容師・美容師も、手洗いなどが義務付けられていますし、基本的にマスクをするようになっています。
また、保健所も、定期的に美容室や理容室を立入り検査して、問題があれば是正を勧告しています。
そのため、新型コロナウイルスで営業自粛などがあっても、理容室(床屋さん)・美容室に関して、個人経営の小規模なお店であれば、感染リスクは低いと推測されます。
ただし、美容師・理容師・経営者のモラルの問題で、普段から消毒をしっかり行っているか?、どれだけ法律を順守しているか?が問われます。
形だけ消毒して、時間が不十分だったり、忙しいなどの理由で手抜きをしたりしていては、もともこうもありません。
そのため、理容室・美容室さんには、ご自身の健康管理のため、夜に飲みに行ったりすることなく、自信をもって普段からしっかり消毒していますと言えるような経営を行って頂ければと願っております。
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そうすれば、お客さんも安心して、新型コロナ感染の心配なく、利用できると言うものです。
と言う事で、床屋さんや美容室は、普段から消毒しているので、そのような意味では、安全な環境です。
ただし、緊急事態宣言などで、行政が理容室・美容室に行くのを自粛するようにと通達があった場合には、それらを優先してご判断願いたく存じます。
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