2019年、最下位脱出を狙う阪神タイガースの4番候補として、エンゼルスからFAしているマルテ選手の獲得に一本化したと言う報道がなされました。
→その後、基本合意したとの報道もされています。
マルテ選手は、どのような選手なのでしょうか?
ジェフリー・マルテ内野手(27歳)
生年月日:1991年6月21日
出身地:ドミニカ共和国
身長185cm
体重99kg
右投げ右打ち
MLBタイガース→エンゼルス
メジャー通算30本塁打
こども3人
日本でプレーしたいと熱望
エンゼルスの40人枠から外れて、マイナー行きとなるところを拒否して、現在、FA宣言している状態です。
しかし、ドミニカ共和国でウインターリーグ出場を重ねる努力家です。
16歳の時にメッツと契約してプロ入りし、メジャー(MLB)では通算30発、2016年には88試合でホームラン15本の長距離砲で、潜在能力もありそうです。
2018年は、エンゼルスで大谷翔平選手が3番指名打者、マルテが4番など、一緒プレーしたこともあり、背番号19、成績は90試合、打率.216、本塁打7、打点22でした。
なお、一塁を71試合で守備しており、守備率.992です。
ちなみに、ロサリオは守備率.985でしたし、マルテの場合、メジャー選手にしては守備は良いほうだと思います。
2018年の年俸は55万9000ドル(USA$)で、日本円にすると約6400万円。
メジャー4年での平均打率は.222と、ちょっと低いのが気になりますが、27歳の若さですので、期待はできそうです。
印象としては中距離砲ですが、そもそも、長距離打てるメジャー選手が日本に来ることは少ないので、支障ない範囲でしょう。
守備は、主に1塁のほか3塁・レフトの経験があるとの事ですが、阪神ではファーストになるでしょう。
愛称はエル・ブレイと言う事ですが、阪神タイガースに入団した場合、選手登録名は「マルテ」となりそうです。
阪神タイガースの助っ人打者で、最近、成功したのはゴメス選手ですが、打率.255、22本塁打の成績は寂しいと2016年をもって自由契約となって以来、ホームランバッターに恵まれていません。
実は、昨年も新助っ人の有力候補として、阪神はマルテを調査していましたが、2017年シーズン中に、膝を故障したこともあり獲得を見送っていました。
メジャー20発のビヤヌエバ(27歳)こそ、読売に取られてしまいましたが、ビヤヌエバは右が苦手です。
阪神は、すでに新外国人として先発のオネルキ・ガルシア投手(29歳=中日)と救援のピアース・ジョンソン投手(27際=ジャイアンツ)を獲得しており、マルテも決まれば、4番候補として外国人バッターも、人数が揃う事になります。
ただし、阪神タイガースは、メジャー通算106本塁打のトレバー・プルーフ内野手(32歳)もリストアップしていました。
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