2022年阪神「新外国人情報」新投手2名+新打者1名の採用情報(更新完了)

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阪神タイガースの2022年「新外国人」情報です。
新しい情報が取れ次第随時内容を更新して参ります。

アデルリン・ロドリゲス選手獲得の動きも追加。




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阪神タイガース2022年も引き続き契約の外国人は下記の通り。

ロハス 2年契約の2年目
マルテ 1億7500万円で1年契約更新
アルカンタラ 2年契約の2年目
ガンケル 1億6500万円で1年契約更新
チェン 2年契約の2年目

上記の5人以外に新たに3人補強して2022年も外国人8人体制になることが決まっている。
理由としては「日本人の若手選手が成長するまで、同様のステータスの外国人を複数抱える。」と言うチーム方針がある。
※毎年、毎年、若手育成と言っているような気もするが・・。

<追記> チェン・ウェイン投手(36歳)は、2022年6月21日、ウエーバー公示となった。ウエーバー公示後1週間で、他球団から獲得の申し込みがなければ自由契約となる。(支配下登録選手1枠の余裕が生まれる)




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撃てる打者としての新外国人補強は退団となったサンズに代わる、1名になる。

スアレス、エドワーズが退団となり、新しくウィルカーソン投手との契約が決まった。
スアレスは、パイレーツと年俸8億円での契約となっており、とても阪神が出せる金額ではない。
守護神候補としては、メジャーよりケラー投手の獲得が決まった。
これで、投手の外国人補強は完了。
残るは、外国人の打者1名となる。




ウィルカーソン投手

アーロン・ウィルカーソン投手
身長191センチ、95キロ
右投げ
年齢 32歳(2022年は33歳)
ドジャース傘下3A
メジャー通算成績 (3年間) 14試合1勝1敗、防御率6.88。
マイナー通算成績 144試合(先発127)55勝29敗、防御率3.23。
家族 妻と3人の子ども。
年俸65万ドル(約7300万円) 1年契約
背番号 52

高長身から投げ下ろす癖のない投球フォームであり、球速の平均は145キロ前後ながら直球で空振りが取れる先発型。
スライダー、カーブ、フォークなど多彩な球種を操り、制球力が持ち味で奪三振を積み重ねる先発タイプの右腕であり全体的な平均点が高い。
大学時代は、54イニング連続無失点のアメリカ大学記録を樹立するなどし、メジャーのドラフト1位候補であったがトミージョン手術を受け野球から離れた2年間ほど、食品会社の冷凍食品部門で働いていた経験から「Freezer」(フリーザー)のニックネームを持つ。

ウイルカーソンの加入により無事に来日できた場合、阪神タイガースの2022年先発ローテ予想は下記の通りになる。

青柳
秋山
伊藤
西勇
ガンケル
ウィルカーソン

(次点) 及川、西純、藤浪、アルカンタラ

ウィルカーソンで1点だけ気になるのは、年齢だ。
2022年の段階で33歳のため、活躍できたとしても2~3年といったところだろう。
良い先発投手だったとしても、メッセンジャーのように10年在籍と長年の活躍は見込めない。




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ケラー投手

カイル・ケラー投手
身長193センチ、86キロ
右投げ
年齢 28歳(2022年は29歳)
パイレーツ
メジャー通算成績 44試合1勝1敗、防御率5.83。
年俸110万ドル(約1億2500万円) 1年契約
背番号 42

ウイルカーソン同様に高長身から投げ下ろす右腕で最速157キロの直球(4シーム)とドロップカーブ(縦に沈むカーブ)が武器。
ただし、球種はこの2つしかないと言う、とてもシンプルな投球スタイルが特徴。(実際には4つの球種があるが、あえて2つしか使わない模様)
<注釈> かつて活躍したジョンソンも球種は2つくらいだった。
2021年、3Aでの成績は、28試合、防御率1.96、FIP2.05、被本塁打率0.98、奪三振率15.22。
2022年の守護神は前年の時点で、岩崎投手が筆頭候補との事だがケラーも春キャンプの状態次第では9回を務める可能性がある。
2022年で29歳と、まだ若いのも良い。

<追記> 来日が遅れ日本に来て2週間目から、開幕となりクローザー(抑え)を任されたが、直球のスピードが152km/h程度と、本来の状態とはほど遠いと感じた。
カーブの曲がりも悪く、ストレートも変化球も高めに集まってしまう。
大事な開幕を藤浪のあとの継投で失敗し連敗を重ねたのは、調子が悪い選手を起用する首脳陣の責任と言える。
監督は選手の成長を期待するコメントが多いが、監督自身が成長して普通の采配ができるようにならないことには始まらない。
ただ、ケラー投手はコントロールは悪くはなさそうなので、調整がうまく進み、157km/h出るようになれば活躍できる可能性はあるだろう。

守護神は日本人が最適

クローザー・守護神は日本人投手であることが、最適。
かつて、藤川球児が抑えを担当していたような状況がベストと言える。
なにしろ、FAなどで流出しない限り、何年も長年、ストッパーとして活躍してもらえるし、チーム編成を安定させ、外国人投手を、前の回などに使える。
逆にジョンソン、ドレス、スアレスなどのように、外国人が活躍してもやはり1年か2年でメジャーに行ってしまいその際の戦力ダウンのデメリットが大きい。
頼りになる選手が抜けてしまうと、他の選手も「来年、大丈夫かな?」と不安に感じたりするため、この影響が先発投手・中継ぎ投手だけでなく打者のほうにも「自分が、早い回で、打たなくては」と心理的に及ぶものだ。
そのため、抑えは日本人選手が一番良い。
現在の日本人阪神投手の中では、藤浪が抑えに一番近いであろう。
阪神ファンの皆様も短いイニングであれば、藤浪が、うまく抑えているケースがあることをよくご存じだろう。
しかし、藤浪本人は、先発へのこだわりが強く、そのため監督やチームも、強制的に抑えとは言えない状況となっている。
もちろん、選手の希望を尊重するのは悪くない話なのだが、藤浪を説得できない阪神には、少し残念な印象を持ってしまう。




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国内FAを取得していた梅野選手は、FAは行使せず年俸1億6000万円の3年契約となり流出は防げた。
2021年の成績でも5000万円の上積みのため、球団も引き留めるため破格の評価をしたと言えるだろう。

延長12回制へ

2022年公式戦の試合条件、正式な発表は3月の予定ですが、今のところ下記のような内容で計画されています。

143試合
延長戦は12回まで
1軍の外国人枠は登録5人、ベンチ入り4人の特別ルールを継続
特例2022として継続

※延長は2020年10回まで、2021年は延長なし(9回まで)でした。

気になる球団社長人事

阪神は2021年1月1日付で球団社長に阪神電鉄の百北幸司(ももきた-こうじ)常務取締役(60歳)が就任すると発表。
社長職を兼任していた阪神電鉄会長の藤原崇起オーナー(69歳)は、社長を辞任しオーナー職に専念となる。
掛布雅之さんは、レジェンド・テラーとしてのアドバイザーを退任となった。
なお、皆様ご承知の通り阪神の親会社は阪急。
すなわち、阪急の意向を阪神も無視はできない。
球団名称も阪急から変えろと言われれば「阪急タイガース」へと名称変更を行わなくてはならない。
<注釈> 2006年、村上ファンドによる買収劇の際に、10年間は阪神の名称でと言う約束期限もすでに切れている。
特に大阪の企業は、きちんと利益を出すことに厳しいため、観客動員を増やせず赤字が続いている状況を長く続けるわけにも行かない。
矢野監督も、3位、2位、2位と、優勝できる戦力でありながら落としている節もあるので、急な人事があるかも知れない。




入国情報

せっかく契約更新したり、新外人を獲得しても、日本へ入国できないと意味を成さない。
特に外国からの入国が許可されても「隔離期間」もあるため、すぐにホテルの外で体を動かすこともできない。
来日が2月のキャンプインに間に合うかどうか?
そんな外国人選手の入国情報は下記の通り。

1月8日、チェン・ウェイン選手が入国。
1月17日、ガンケル選手も入国。
1月21日、ロハス・ジュニア選手も入国。
1月22日、マルテ選手入国。
キャンプINには間に合いそうだ。

1月30日、アルカンタラ選手が入国。
少し調整が遅れる模様だが、どうなるか。
→2月9日からキャンプ参加するも別メニュー。

昨年(2021年)の場合は1月17日に、ロハス・アルカンタラ以外は入国していた。
残る未入国外人は今のところ、新契約のケラー、ウィルカーソン。
※もうひとり獲得を目指している打者の外人はまだ発表されていないため難航している模様。

読売は、来日できない新外人を2月からアメリカの1か所に集めて、コンディションアップのためのミニキャンプを行う予定。
日本からスタッフが派遣されて、しっかりと練習量の管理を行うと言う。
現地で音頭を取るのは、阪神にも2年間在籍したことがある元読売でスカウトのアリアス。
アリアスの出身地であるトゥーソンにてミニキャンプの予定。




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藤浪選手は12月下旬からの自主トレを菅野投手と一緒に伊良部島にて約1ヶ月間?共にする模様。
→ 結局1月上旬から1月16日まで約2週間に短縮となった。

3月6日、ケラーとウィルカーソンが来日。
早ければ3月10日頃にチーム合流。

中野拓夢選手ケガ

新人で盗塁王を取った期待の2年目・中野拓夢選手は、2021年11月、秋季練習での走塁練習中に下半身を負傷。
診断は「下肢のコンディション不良」
2022年2月からのキャンプは2軍スタートで、しかも別メニューでランニングなどの練習となっている。

陽性判定が出た西純矢、斎藤友貴、岩崎優、糸原のキャンプ合流は今のところ未定。
→ 岩崎優選手はキャンプ合流。
→ 糸原選手は2月12日からキャンプ合流。

ロドリゲス内野手

阪神の成績が低迷する中、2022年6月に入って、アデルリン・ロドリゲス内野手(30歳、パドレス3A)の獲得に動いていることが判明。
2020年オリックスに在籍していた。
メジャー昇格はないが、マイナー通算1219試合に出場し、215本塁打、839打点、打率2割7分1厘。
<追記> 2022年6月20日獲得発表。年俸約3300万円、背番号91。オリックス時代の年俸は7000万円。

2020年、オリックスでの成績は、59試合の出場で打率2割1分8厘、6本塁打、25打点。
7月末に左手首に死球を受け、オフにアメリカに帰ったが、翌年2021年は3Aで116試合、打率2割9分、26本塁打、94打点。
今期(2022年)は、出場45試合、打率2割7分2厘、12本塁打、46打点。
好調だったが、6月9日に所属先のパドレスがロドリゲスの退団を発表した。
これは、移籍を視野に入れての事と考えられるため、阪神と基本合意したとみられていた。

オリックス時代の成績だけ見れば物足りないが、スアレスもソフトバンクにいたときは2軍が多かった。
ロハス選手がまったく機能していない現実もあり、賛否両論あって当たり前だが、ロドリゲス選手もセ・リーグで起用してみないと分からない部分は多々あるので、試す価値はあると信じたい。
ともあれ、半年で3300万円と言う年俸は悪くなく妥当でもあり、このくらい安い選手のほうがハングリー精神が大きいと感じる。

ただし、シーズン途中でわざわざ日本に来てもらえる助っ人は、そもそも戦力にならないことも多いので、機能すれば監督にとってはラッキーといったところか?
でも、助っ人となるなら、本来は2月までに行うべきであり、今からロドリゲス選手が出場することで、チャンスがある若手が育つのではと言う夢もなくなる。

監督や首脳陣が、ケラー選手のときのように、きちんと見極めず期待感だけで使うと、かえってチーム状態を悪くすることもある。
ロドリゲス選手のためにも、2軍でじっくりと状態を確かめてから、1軍で起用して欲しいと心から願うばかりだ。
ロドリゲス選手は7月中旬ごろにチームに合流予定。

更に、最近の阪神の打者補強はすべてそうだが守備位置が大問題。
阪神に来たら1塁手か?
オリックスでは指名打者もあるが、ファーストでは凡ミスもしていたため、守備力を期待できないのが気になるところ。
しかも、マルテが復帰した場合、ポジションが被る・・・。
と考えると、時期的にも「株主総会対策」か?

野球は守りですのでね。
守備に難があるのであれば、ロドリゲス選手は代打専門と割り切ったほうが良いかも。
とにかく、主力選手の守備位置をコロコロ変えるのは良くない。
大山選手と佐藤選手の守備位置だけでも1年通じて固定させるべきであり、ブレてはいけない。
試合途中に守備位置が変わるなんて言語道断と考えないと、打撃にも影響する。




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いくら打線が打てないとは言え、試合中でも補強においても、すべてにおけるような守備軽視はよくない。
はやり「長期的視野」を持って計画的に、日本人選手ポジションの「穴」を埋める形で外国人補強を行う必要があると感じる。
昔は、以外とできていたと思うが、最近はドラフトも補強も、とにかく打撃優先での獲得となっているような印象。
市場がもうぜんぜん違うと言う事なのだろうか?
阪神は他球団の外国人スカウトを補強したほうが早いか?

※更新は終了させて頂きました。

2023年阪神「新外国人情報」適時更新予定