阪神「ゲーム差0」で優勝を逃す~2022年優勝するために必要な事を考えてみた

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東京ヤクルト・スワローズが、2021年公式戦、リーグ優勝となりました。
謹んで、お祝いを申し上げます。
昨シーズン(2020年)は、最下位だったところからの、翌年1位ですので、見事としか、言いようがありません。




成績

さて、まずは、ヤクルトと、阪神の成績を検証してみます。
記載する選手名は、敬称を省略させて頂きますこと、ご容赦願います。




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ヤクルト2021年
143試合 73勝52敗18分(貯金21) 勝率.584
得点625 失点531
本塁打142 盗塁70 
打率.254 防御率3.48

阪神2021年
143試合 77勝56敗10分(貯金21) 勝率.579 ゲーム差0(なし)
得点541 失点508
本塁打121 盗塁114 
打率.247 防御率3.30

普通、77勝もすれば、優勝しておかしくないです。(ヤクルトは73勝)
対ヤクルト戦でも、阪神13勝8敗4分けで、ヤクルトから大きく勝ち越しています。
そのため、阪神の戦力が、ヤクルトより、劣っていたとは考えにくいのですが、優勝には結び付きませんでした。




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ヤクルトは、優勝決まってから、まじめに戦っていないと言う事はありますが、阪神は、引き分けがあと2回多ければ、優勝だった。
もしくは、あと1勝だけ、試合に勝っていれば、優勝だったと言う事になります。
この1勝を呼び込めるかどうか?は、143試合ある訳ですので、ほんと、采配次第なんです。
高津監督や原監督のほうが、優れていたとも言い切れません。
他の監督のように、決断するべきところで決断すると言う「普通」の采配ができるか?と言うところです。

月間別勝敗
3月~4月 18勝8敗
5月  11勝6敗2分
6月  12勝10敗1分
7月  5勝8敗
8月  7勝9敗
9月  10勝9敗4分
10月  12勝5敗3分

恐らくは、監督・選手の皆様も、結構、勝ってきたと、実感していると存じますが、貯金21でも、優勝を逃しましたので、異常だったとも言えます。
それだけ、ヤクルトが頑張って、這い上がった、うまくペナントレースを制したと言う事になるのですが、阪神が2位になった要員のひとつに、2021年は、延長戦なしで、9回終了の引き分け(9回打ち切りの特別ルール)となり、阪神以外のチームは、引き分けが多いと言う事があります。
阪神は「引き分け数」が10、ヤクルトは18と、この引き分けの差も、勝率に大きく影響したと言えます。
同じ、18分でも、パ・リーグで優勝したオリックスは、70勝55敗18分と、貯金15で、1位ですのでね。
ただ、これは、2021年のルールですので、仕方ないところです。

あまり、仮定の話をするのは、よくありませんが、例えば、引き分けが多い、Jリーグのように「勝ち点制」であれば、阪神が1位だったと言うことになります。

ただし、そもそも、勝負に、引き分けがあると言うのは、世界的には、あり得ません。
大リーグでは、どんなに時間が掛かっても、延長戦で、必ず、勝敗の決着をつけます。
ソフトボールだって、延長戦は、タイブレークにして、点が入りやすくし、決着をつけます。
日本の高校野球も、選抜では、タイブレーク制が導入されました。
そのため、日本のプロ野球も、時短と言うのであれば、引き分けではなく、ぜひ、タイブレークなど、導入して頂きたいところです。
タイブレークが無理なら、引き分けでもいいやと言う考え方を、少しでも減らすため、勝ち点制にできると、まだ、良いでしょう。
引き分けが多く想定されるのに、勝率で順位を決めるのは、ナンセンスです。




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打撃面ですが・・・

近本はプロ3年目で初の最多安打(178安打)
近本は、気温が上がるまで(6月頃まで)、毎年、成績が悪いため、春からスタートダッシュできるようになると、スゴイ選手になりそうです。

ドラフト6位ルーキーの中野拓夢は盗塁王(30盗塁)
中野選手は頑張ったと思いますが、6位の新人にレギュラー奪われている既存選手が情けないと言えます。
ともあれ、起用されるに至った中野選手の実力と、運が良いと言う事もあるのでしょう。

青柳投手は、勝率第1位(6割8分4厘)で、広島・九里と並んで最多勝(13勝)の2冠
スアレス投手は、2年連続となるセーブ王(42セーブ)
この2人は文句なしですが、髙橋遥人も、とにかくケガが多いので、年間通じて活躍できるように鍛えて欲しいです。

盗塁は、そんなに走ったと言う感じがしないのですが、近本24・中野30で、多く稼いでいます。
とても素晴らしい事ですね。
甲子園は広く、長打もあるためランナーの足が速いと少し有利です。

本塁打は、佐藤輝24、マルテ22、大山21、サンズ20、近本10、ロハス8・・・。
ヤクルトと決定的に違うのは、山田、村上のように、30本~40本程度打てるスラッガーがいないことです。
新人の佐藤輝が、阪神選手の中でトップの24本ですが、佐藤輝がいなかったら、恐ろしく得点力が低い訳でして、ホームランバッターが阪神には欠けています。
他球団には、10本~20本程度打てる、中距離バッターが、2人程度はいるのですが、阪神は近本だけです。
いくら、甲子園が広いと言えども、ちょっと、ホームランが、少ないです。(数年前に比べれば、だいぶ改善はされてきましたが、まだ足りない。)

3割打つバッターも、3番に据えられないので、どうしても、4番はマークがきつくなり、当然、打てません。
本塁打が無理であれば、ヒット量産したいところですが、3割バッターは、近本だけでして、.280以上なのは、あと糸原の.286と、そこそこ打てるバッターも少ないです。
広い甲子園ですので、打率を残せるバッターが、近本だけでは、足りません。




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このホームラン不足や、打率を残せる打者を、日本人で無理ならば、外国人で補いたいところですが、期待のロハスも8本と、まったく機能しませんでした。
欲を言えば、外国人バッター3人は、全員、入れ替えたいところです。

2020年は、シーズン最終戦まで、優勝争いできたのは、投手力のおかげでして、打撃面では、まだまだ、改善が必要なところです。

外国人選手

2021年の阪神・外国人選手

サンズ(34歳) 120試合 .248 20本 65打点 1億5800万円
マルテ(30歳) 128試合 .258 22本 71打点 6830万円
ロハス・ジュニア(31歳) 60試合 .206 8本 21打点 2億6000万円 ※2年契約(~2022年まで)

チェン(36歳) 防御率3.86 1勝0敗 2億1000万円 ※2年契約(~2022年まで)
アルカンタラ(28歳) 防御率3.49 3勝3敗 2億1000万円 ※2年契約(~2022年まで)
エドワーズ(33歳) 防御率2.57 0勝0敗 7350万円
ガンケル(29歳) 防御率2.95 9勝3敗 7880万円
スアレス(30歳) 防御率1.16 1勝1敗S42 2億6000万円 ※2年契約(~2022年まで)

阪神タイガースの外国人、2021年の状態は上記の通りです。




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参考までに他球団の活躍したバッター外国人選手は下記の状況です。

ヤクルトのサンタナ(28歳) .290 19本 62打点 1億1000万円
ヤクルトのオスナ(28歳) .258 13本 60打点 8400万円
読売のウィーラー(34歳) .289 15本 56打点 5000万円
横浜のオースティン(30歳)  .303 28本 74打点 1億1000万円
もちろん、期待外れとなった外国人選手もおりますが・・・。

スアレスの活躍は、阪神ファンであれば誰もが知るところでして、2022年も、引き続き期待したいところです。
なんで、ソフトバンクで、スアレスは、成績残せなかったのでしょうかね?
契約内容は基本的に非公開ですが、報道によると、2年契約のオプション内容は、どうやら、スアレス側に選択権があるようです。
選手側に選択権があるのに、2年契約と言えるのか?、とても不思議ですが、今回も、国内も含めて、流出する可能性はあります。
一応は2年契約ですので、2022年も阪神の予定だと信じたいところです。
実際に、MLBの何球団かは、スカウトさんがスアレスを見に来ていましたので、メジャーに流出する可能性もあります。
もともと、スアレスは、ベネズエラでタクシー運転手をしていて、メキシコリーグでやっていた訳で、メジャーどころか、アメリカのマイナー経験もないので、アメリカで野球をするのは「夢」ですからね。
将来、アメリカの永住権を取るためにも、メジャーで、野球をやりたいでしょうし。
2021年11月末が、阪神との在留交渉期限です。
もし、スアレス流出となりましたら、やはり、2021年は、リーグ優勝しておくべきだったと言えるでしょう。
※契約内容の詳細は非公開のため、どのようなオプションになっているのかは、推測するしかありません。




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ロハス、チェン、アルカンタラも2年契約ですので、阪神側から契約解除できると言うオプションがあるのか?、不明ですが、この3選手も2022年は引き続き阪神の予定です。
ただ、コスト(年俸)的には、高すぎますので、この3選手の活躍は、金額に見合っておらず、機能しているとは言えません。

このような記載は選手に失礼なのですが、それを承知で分かりやすく表現させて頂くと、50万円程度価値のクルマを200万円以上で購入しているようなものです。
※わかりやすい表現にするための例えですので、どうが、ご理解賜りますと幸いです。

現在の執筆時点(2021年11月)の段階で、2022年の外国人出場(ベンチ入り)が、特例の5名から、4名に戻ると考えますと、外国人は7名が適切に感じます。
となると、2年契約のロハス、チェン、アルカンタラ、スアレス以外には、3名しか枠がありません。
その3名に、サンズ、マルテ、エドワーズ、ガンケルと考えますと、当然、サンズは脱落します。

サンズは残すべきだと言う、ファンの意見が多いですが、この成績では難しいと言えるでしょう。
サンズもある程度活躍しているのは認めるところですが、2022年は35歳と言う事で、体力的にも衰えが始まっていると感じ取れますし、これまでのような成績はより厳しいと考えられます。
ほんと、ファンとしては、まだ阪神でのプレーを見たいです。
しかし、チーム状況、阪神の優勝や、戦力的・ビジネス的にと「総合的」に考えますと、そうなります。
2016年に、ゴメスが .255 22本 79打点 年俸2億円 と、2020年マルテとほぼ変わらない成績を残しましたが、それでも、阪神は、ゴメスと翌年は契約せずに、もっと成績を残せる選手を模索しました。
そのため、マルテの成績では契約更新がなくても、おかしくないのですが、サンズに至っては、来年、成績が伸びるとも考えにくく、新しい外国人を探したいところです。
経営ともなると、仲良しこよし的な考え方は、するべきではありませんのでね。

戦力的に、合格点を残したのは、スアレスと、ガンケルの2人といったところでしょう。
ガンケルは、もはや、先発の柱ですので、2022年も期待したいところです。
エドワーズも、悪くはなく、頑張っているのですが、外国人枠の問題で、出場機会に恵まれず、保険的な役割になってしまい、かわいそうでした。
そうこうしているうちに、良くも悪くも、歳を重ね、2022年は34歳を迎えますので、微妙なところです。
マルテは、年俸の割には、充分な活躍と言え、まだ、若いですので、2022年、残留でも良いでしょう。
ただし、選球眼が良いと言われても、この打率ですし、マルテの成績からすると、満足できるものではありません。
外国人に求めるのは長打・得点能力であり、フォアボールでの出塁を求めている訳ではないですからね。
また、2020年まではケガも多かったので、マルテ残留は保険的にはOKと言えます。




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これまでを見てもマルテの成績では、物足りませんので、実際に2020年も2021年も、主力外国人が、ケガや不調の場合の、保険的な存在だったのです。
しかし、2021年は、期待されたロハスの合流が遅れたため、出場に恵まれたと言えます。
もし、ロハスがキャンプから来日できていれば、当然、マルテは2軍スタートだった可能性が高かったわけです。
また、後半戦が再開されて、ロハスを1軍起用していた関係で、2021年8月末には、2軍にいたマルテの代理人サイドが、他球団へのトレードを要求する事態となっています。
チーム事情は当然優先されますし、これらのことを考えると、マルテとは更新しなくても良いくらいです。
ただし、何度も申し上げますが、マルテの活躍に助けられたのは、まぎれもない事実です。
そのため、阪神ファンとしては、来年も見たいと思うのですが、勝負の世界は、そのような「やさしさ」は禁物です。
現状のチーム編成を考えたら、もっと良い外国人を見つけてきたいところなのです。
それができなければ、優勝は無理でしょう。

外国人は、助っ人としての即戦力を期待するところですので、せめて、.280 25本、もしくは、.300 20本 打てる選手が欲しい訳です。(最低ラインとして)
広い甲子園と言えども阪神打線として、佐藤輝24本、大山21本と、本塁打が少ないのが、ヤクルトや読売の本塁打に届かない要因でもあります。
そのため、打つ方の外国人補強ポイントは、やはり、もっと、ホームランを打てる外野手が、マルテ以外にあと2人と言う事になるでしょう。
ただ、ロハスと2年契約なので、マルテとは契約せずに、ロハスと、新外国人2人がベストと言えます。
当然、阪神の主力と言える日本人選手と、ポジションが、被らないようにしたいところです。
ただ、近年は、この守備位置は、軽視されていて、打力だけで外人を獲得する傾向があります。
これも、失策数86と、エラーが多い要因のひとつですので、やはり、守備位置も重視して獲得を目指せると良いかと感じます。
野球は「守り」ですのでね。
掛布雅之選手も、試合前に、必ず特守を受けていました。
投手から信頼される3塁手になりたかったからですね。
投手も、頑張っている掛布の姿を見ていれば、たまに、エラーしても、今回は仕方ないなと思えるものです。
このような守備練習が、阪神には足りないように感じます。
野球は、なんと言っても、打つ方より守備を重視しなくてはならないからです。
そうそう、新しく日ハムの監督になった新庄監督も「野球は守りだ」と、おっしゃっておられますので、なんだかんだ言って、野球理論は、しっかりしておられる様子です。




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阪神は、守りの投手の部分は良いのですが、守備は、いいかげん、今のままで、良いとはいえないでしょう。
とにかくポジションは固定させて、試合途中でサードの選手がファーストに移るように、コロコロと守備位置変更は辞めないと、長いスパンでは打撃にも影響してきます。
代打などで選手がいなくなったら、控えの選手をそのポジションに当てはめて行かないといけません。

スアレスは、ほんと頼りになります。
しかし、その他の高額な助っ人、しかも2年契約の外国人ほど、活躍しておらず、低年俸の助っ人のほうが、活躍していると言う構造があります。
このような状況を考えますと、やはり、5000万円~6000万円程度の、安い外国人の方がハングリー精神があると申しましょうか?、やはり「やる気」の問題なのかな?と感じます。
やる気がある選手は、練習もきちんと行いますのでね。

2年契約で、2022年も阪神でプレーするであろう、ロハス、チェン、アルカンタラの合計6億6000万円は、ほんと、もったいない話です。
6億かけてこの結果であれば、普通の企業でしたら責任問題です。
それを、見越してか?、阪神タイガースには、現在、球団社長がおらずオーナーが兼任しています。
ちなみに、阪神タイガースの社長は、阪神電鉄に戻ると部長クラスです。
オーナーは阪神電鉄の会長ですので、責任を取らされる社長を置いていないのは、オーナーのやさしさなのかな?とも感じます。
ロハス残留となりましたら、ひたむきさはありますので、2022年こそ、打率3割以上の活躍を期待するしかありません。

とにかく、この合計6億の3人は、年俸に見合った活躍ができていない訳です。
2年目、大幅減俸で在籍してくれると良いのですが、そんな都合が良い話はないでしょう。
もし、阪神側から、契約解除できるオプションがあれば、切って、新しい外国人を獲得したいところです。

このように、チーム編成は総合的に判断しなくてはなりませんので、サンズの活躍が目に焼き付いているから、2022年もいて欲しいと願うのは早計となります。
60打点くらいは、日本人の中距離バッターで、補えるようにならないと、優勝は無理です。
ファン心理としては、サンズにも、いつまでも、阪神で活躍して頂きたいところです。
そのため、、ほんと、涙が出る思いですが、優勝のためには、厳しくもならなければなりません。

以上、まとめますと、下記の通りです。

超合格 スアレス
合格 ガンケル
物足りないがギリ合格 マルテ
他にいなけば在留だが エドワーズ
2年契約で仕方ない ロハス
2年契約で仕方ない アルカンタラ
2年契約で仕方ない チェン

しかし、2022年は外国人7人と考えますと、エドワーズを解雇して、打てる外野手をひとり新規獲得の、野手3名、投手4名と言う事になります。
もしくは、左肩故障のチェンが引き続き使えないと想定して、外国人8人にしたいところですが、大幅に観客数も減ってい状況で、予算的には厳しいものがありますし、外人が多くなれば、出場できない外人も増えるため、トラブルのもとにもなりますし、そのあたりは、阪神球団の考え方ひとつでして、わかりません。

<追記> 2021年11月27日頃の報道によると、サンズが今季限りで退団、マルテは残留確実、スアレスは自由契約の見込みとのこと。ただし、スアレスは前年も自由契約となったが、年が明けてから契約に至った事例があるため、もしかしたら再契約になるかも?ですが、厳しい事にはかわりない。
<追記> ダルビッシュ有投手が在籍するパドレスが、阪神のスアレス投手と契約交渉を進めているとの報道あり。条件面は単年契約で年俸700万ドル(約7億9000万円)程度が見込まれている。さすがに阪神は8億出せない。




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阪神タイガースも、親会社の阪神電鉄が村上ファンドから買収を仕掛けられ、ホワイトナイトとして、2006年に阪急HDと経営統合して、なんとか存続しました。
その時、阪急との取り決めで、10年間は、阪神タイガースの名称を続けると言う約束も、2016年で切れており、いつ「阪急タイガース」に名称変更となっても、おかしくない状態です。
2020年、阪神タイガースは、14億円の赤字(前年は3億円の黒字)で、2021年の決算は2022年3月にならないと、わかりませんが、経営的にはかなり厳しいですので、いつまで、外人にお金も掛けられません。

個人的には、外国人に頼りすぎると、日本人の若手の出場機会を奪いますので、足りない戦力は、若手で補って欲しいと感じます。
監督が2軍で目を掛けていた選手を、優先して出場させると言う事ではなく、適材適所でして、必要なところに、必要な選手を起用すると言う、とにかく「普通の采配」が、求められる訳です。
選手の出し惜しみをして継投失敗したり、バントするべきところをエンドランにして失敗すると言う事ではなく、やるべきところで普通の采配ができれば、2021年は優勝できる戦力でした。
終わったことの批判ばかりしても、意味がありませんので、話を進めます。

FA市場としては、中日の又吉選手(年俸4200万円)が、FA宣言すれば、ぜひとも、獲得したいとひころです。

又吉 防御率1.28 66試合 3勝2敗 33ホールド 8セーブ

ロハスに2億6000万円出せるのであれば、費用的にはぜんぜん問題なく、勝ちゲームの7回を又吉に、託せる可能性があります。

守備

守備に関しては、一番最初に申し上げたいのは、練習の量です。
野球に限らず、勉強でも、他のスポーツでも「練習量」がものを言います。
もちろん、キャンプ中の練習量が、阪神は少ないことで有名ですので、守備のエラーを減らすためにも、とにかく、守備の練習量は増やす必要があるでしょう。
野球は「守り」であることを、今一度、首脳陣も選手も、認識して頂きたいところです。




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佐藤輝選手が、1年目、後半失速したのは、目立ち過ぎたため、データ会社から、とてもよく研究されたのが大きいです。
しかし、あれだけ不調になったのは、単純に、研究されただけではありません。
1年目ですので、まず、1年間戦える体力・体づくりができていません。
そのため、好調な5月・6月の時にこそ、休養日が、何日か、欲しかったところです。
ずっと使い続けたため、疲れが蓄積し、打撃が荒くなった?と申しましょうか、球にバットが当たらなくなりました。
2年目以降は、体力がないからというのは、言い訳になってきますので、この冬に、どれだけ自主トレをしてきたのか?、そこが、佐藤輝選手の2年目活躍の可否となるでしょう。

ただし、そもそも、守備位置が問題です。
本人も、まさか、ライトをやると思って、入団した訳ではないでしょう。
慣れないポジションは、精神的な負担が大きくなります。
誰だって、失敗したくないですのでね。
そのため、その精神的なものは、打撃にも、影響することがあります。

佐藤輝選手の守備位置を、ぜひ、あなた様、ご自身に置き換えて、考えてみてください。
例えば、あなた様が、サラリーマンで、会社で毎日仕事していると考えます。
慣れている仕事内容ではなく、また、少しは理解できているポジションでもなく、やったことがない場所にて、間違いなく、きっちり仕事をするようにと、言われているのと同じです。
慣れないところで、ミスをしたら、もちろん怒られる訳ですし、他の仲間や先輩にも、迷惑をかけますので、申し訳ないと思う訳です。
日々、得意ではないことを、させられて、気が付かないあいだに神経も疲弊し、得意なポジションの先輩が休む時には、臨時でそこにも行けとも言われ、すなわち、いいように使われている感もある訳です。
そんなこんなで、やがて、打撃にも影響してくるわけで、ドツボにはまるのです。
ただし、実績ある先輩や、自分より給料が高い外国人もいますので、ルーキーの辛いとこであるとも言えます。

糸井選手も、たまにポカをやるのは、もともと、投手で日ハムに入りましたので、その分、外野守備は経験度が低いからです。

よって、佐藤輝に関しては、1年目、どうしても、サードでの起用ができなければ「レフト」が最適なのですが、監督・コーチらの判断は、ライトでした。
もちろん、チーム事情があるのは理解できますが、佐藤輝にとって、ライトが最適ではないことは、皆様も、よくご理解されていると存じます。
バッターは、守備でエラーせずに、良いパフォーマンスを発揮すると、バッティングも良くなるものです。
守備に不安を抱えたままでは、その不安は、打撃にも現れてきます。
もちろん、佐藤輝の場合、ライトの守備は、大学時代にもほとんど経験が無かったと存じます。
当然、マルチに、そつなくこなせる、器用な選手もいるのですが、もともと、サードなのですから、飛んでくる打球を多くみている左翼の守備でしたら、まだ、ライトよりは、うまくできたはずです。
もちろん、過去の実績を重視して、レフトは外国人と言うのを優先したのは、監督の判断ですので、総合的には、そのように判断したのでしょう。
しかし、佐藤輝にとっては、最適な守備位置ではありませんでした。

とにかく、試合中にも、大山選手を、サードから1塁に回したり、糸原選手を、2塁から3塁にしたり、守備位置をコロコロ変える「複数ポジション制」は、打撃に影響することがありますので、望ましい事ではありません。
途中で、選手を交代するにしても、守備位置は変えずに、守備不安なところに、守備ができる選手を入れるのが、最適と言えますので、守備位置を変える事だけは、ほんと、やめて欲しいと存じます。
慣れない事をすると、体のどこかを故障したり、調子を崩す、原因にもなってしまいます。
そもそも、木浪や糸原は、プロ入りする前は、サードでしたので、ショートやセカンドは、経験不足なのです。
2ポジ守るためには、守備練習も、2ホジション分、すなわち、単純に「2倍」の練習ができて、はじめて、可能にするものです。
とにかく、選手起用・ポジション起用において、特別な事をするのではなく、打撃優先にするのではなく「普通の采配」をお願いしたいところです。

それ以前に言えることは、最近の助っ人補強が、どうしても、打撃優先になっていることが気になります。
昔は、穴となる守備位置も埋められる外国人を探していましたが、今では、打撃力重視で、守備位置は、あとから考えようと言うような印象を受けます。

<追記> 秋季キャンプで、大山を、なぜか?1塁だけでなくレフトにて守備練習させています。話になりません。チーム主軸になる選手は、守備位置コンバートはOKでも、複数ポジは間違いと言えます。併用はあくまでレギュラー獲り狙う選手が出場機会を求めて行うものです。




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2021年、阪神のエラー数は、12球団最多の86でした。
毎年の課題でもある、守備力が低いことの改善ですが、守備は、とにかく「練習」をすれば、上達します。
ところが、阪神は、キャンプでも、練習量が、すくないんですよね。
守備練習は、秋に行う事が多いのですが、2021年に至っては、オリンピックとの兼ね合いで、日程がだいぶずれ込んだため、阪神は、守備練習、秋に使える日程も限られる結果となりました。
春のキャンプでは、休養日なる休みもあるので、ビックリです。

そして、守備練習も、まともにできていないのに、監督は、打力重視で、佐藤輝選手を、守ったことが無い、ライトに置いていたりするわけです。
守備の不安は、打撃にも影響しますので、サードは佐藤輝、ファースト大山と、腹をくくって頂きたいところです。
大山は、1塁ベースにて、自分が動かない場合の捕球は、意外と、うまいです。
外国人は、そもそも、助っ人でして、穴があるポジションを、埋めれば良いですので、外野に2人+サードとファーストができる予備の外国人1人で良いでしょう。

もし、2022年、どうしても、サード大山で行くのであれば、佐藤輝は「レフト」に据えて頂きたいと存じます。
佐藤輝は、3塁手ですので、レフトであれば、まだ、バッターが打って、レフトに飛ぶ球筋など、長年、見てきていますので、少しは頭に入っています。
守備を重視したスタメンが非常に重要ですし、試合中にしても、とにかく、守備位置を、いろいろと、変えるのは、よくありませんので、2022年は、監督の「普通の采配」に期待したいと存じます。

ともあれ、阪神の内野がエラーが多いのは、青柳やガンケルなど、打たせてアウトにする投手タイプが多いこともあります。
阪神の投手全員の2021年奪三振数は、986で、セ・リーグでは一番少ない。
すなわち、打たせてアウトにした数は、一番多いのです。
そのため、他チームより、守備機会が多く、その分、失策数も増えているとも言えます。
ちなみに、25歳中野の遊撃守備率は、.970。
鳥谷も25歳の時(2006年)の守備率は、.971と、ほぼ同じですので、エラーの数だけ見れば、多いのですが、エラーする確率としては、そんなに悪くはないのです。

毎回、中野の守備を見ている訳ではないのですが、中野は、最初の1歩が速いので、守備範囲も広いと言えます。
野球で守備がうまかった人でしたら、おわかりだと存じますが、ピッチャーが投げた球の速度に対して、バッターが、バットを振りに行ったタイミングを、守備位置から観察します。
そして、もし、バットに当たったら、左右、どっちの方角に飛ぶか?、振り出したバットに、球が当たる前から、瞬時に判断します。
そして、守備の人は、打球が飛んでくる前から、先に、自分の体を、左右に動き出して、捕球に備える準備を行うのが、守備範囲が広いと言う事になります。
ファールになろうが、三振しようが、毎回、投手の投球毎に、1球・1球、判断して、バットに当たる前から、1歩目を左右に出すわけです。
特に、セカンド・ショート、外野と、守備範囲が広いポジションに関しては・・。
要するに、バットに当たる前から、もし、バットに当たったら、どっちの方角に打球が、飛んでくるのかは、分かる訳です。
私の経験上、瞬時の事前判断とは違う方向に、打球が飛ぶことはありませんでしたので、確率性は高いです。(プロ野球での経験ではありませんが)
ただし、95%、その準備は、役に立ちません。
そのうち、自分のところに、打球が飛んでくるのは、僅かな回数ですのでね。
しかし、実際に飛んで来た時には、先に動き出しているので、余裕をもって、捕球もでき、1塁送球への時間も、余裕が生まれます。
観察せず、ボーっとしている選手は、バッターが三振しても、守備している、足元の位置が、かわっていませんので、このような準備ができているのか?、見ていれば、一目瞭然です。
打球が、自分のところに、飛んできてから、左右に動き出しては、遅いんですね。
打球が、自分の守備位置よりも、前に飛んでくるのか?、それとも、後ろに飛んでくるのかは、察することはできませんが、左右どちらかは、本当に瞬時とんなりますが、事前に判断ができる訳です。
先日、日八ムの新庄監督は、秋季キャンプで、そのことを、外野手に指導していましたので、やはり、準備がきちんとできている選手だったのだと感じました。




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甲子園が土のグラウンドであると言う事は、関係ありません。
むしろ、阪神が守備に就く直前には、整地されることが多いので、相手チームより、少し有利なくらいです。

ただ、野球は守りですので、エラーする率ではなく、エラーした数を少なくしなくては、余計にランナーを増やしますので、当然、失点につながる訳です。
よって、率ではなく「エラー数」じたいを、絶対に、減らす必要性があります。
そのため、注目されるのにも、エラー率ではなく、エラーした数な訳です。

人間がやることですので、ミスはあります。
そのため、守備のエラーで負ける試合は、当然出てきますが、守備で負けた数よりも、逆に守備で勝ったと思える試合数が、多くならないといけません。

ここ4年間、エラー数が多いのが、わかっていながら、練習量不足で、まったく改善できていない訳です。
頑張って、2位になれたのではなく、頑張れなくて2位になったと感じてしまい、はじめて「阪神ファン、やめようかな?」と思いました。
昔から、阪神は「何かやってくれる」と言う期待感があったのですが、今では毎日、試合を見て応援していても、期待感はなく、采配も守備にしても「また失敗するのでは?」と、失敗する予感が漂っているのです。




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そもそも野球(ベースボール)で勝利するために一番必要なのは、投手も含めた「守備力」になります。
いかに相手に点を与えないか?と言うゲームですね。
そのため、選手の起用は打撃優先ではなく、守備力優先が最適であるため、そもそも3塁が本職の佐藤輝選手がライトを守ったり、ゲームの途中で選手の守備位置が変わると言うのは、緊急の時以外は避けるべきです。
ただし、プロ野球の場合には会社が株式会社であるように「営利」が最優先となります。
赤字では事業を継続できませんのでね。
となると、観客・ファンを喜ばせると言うところにも気を配らないといけなくなるため、どうしても守備よりも打撃力を優先したスタメンになる傾向があります。
その打撃力を優先するか?、守備力を優先するのか?は、結局のところ「監督」の判断に委ねられます。
それだったら、阪神の監督は、ファン投票で選ぶくらいのサービスがあれば、ファンの多くも監督采配に納得するのではないでしょうか?
日ハムの新庄監督が話題ですが、阪神ならではのユニークな経営も行って頂きたいところです。

データ対策

あとは、データ対策・スコアラー対策ですね。
佐藤輝も、データ会社によって、徹底的に対策を研究されてしまい、打てないコースばかりに、投げられているため、バットも空振りします。
パワーは、当然、魅力がありますが、要するに、器用な選手であるとは言い難いので、今後、克服できるか?、少し、心配なところです。
当然、コントロールミスがあれば、打てるチャンスがあるのですが、ボール球にも、手を出すことがありますので、カウントも悪くなりやすく、結果的に三振が多いです。
ただ、こればかりは、苦手なコースでも、打てたり、ファールで逃げたりと、本人が工夫と努力をして、克服して行かなくてはならないところです。
まずは、バットに当てて、三振を20%以上、減らすところから、始めないと、マズいでしょう。
非常に困難だとは思いますが、期待したいところです。




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他のバッターも、やはり、研究が進んで、なおかつ、そのデータを活用されているのか?、阪神に限らず、全チーム、打率が年々、下がっているように感じます。
ただ、そんな中でも、3割打って、本塁打も40本と言う選手もいる訳です。
結論を申し上げれば、ストライクは、どんな球でも、バットに当てると言う、器用な技術が、とても重要と言えるでしょう。
苦手なコースを、空振りするのではなく、バットに当てることが、今後、とても必要だと感じています。

阪神の場合には、特に、左投手対策ですね。
阪神は、なぜか、たいしたことが無い左の先発に、やられている節があります。
すなわち、スタメンなどの采配面で、準備(対策)ができていないと言えます。
監督の仕事の80%は、スタメンを決めることです。
ただ、左投手対策ではなく、昨日、打てたから今日もという打線になってしまっていることが多いと存じます。
ヤクルトは、調子がよくても、山田が相手投手を苦手としていれば、スタメンから外しますが、阪神は、ほとんどデータを活用できていない訳です。
2軍では打てていたからと、重要な場面で経験が乏しい選手を代打に起用するなど、あり得ない話ですので、とにかく「普通の采配」を期待したいところです。

守備位置に関しても、阪神はセ6球団の中で、打者別に、極端なシフトを、一番、敷かないです。
逆に相手チームには、マルテシフト、佐藤輝シフト、中野シフト、近本シフトと言え、アウトにされている印象です。
すなわち、阪神は、データを軽視しているとも言えます。
選手の調子も、良い・悪いを、感覚的に判断するのではなく、きちんと、データを使って判断して、スタメンなり作戦なりを立てて行かないと、他球団がデータを活用している以上、勝ちを落とす試合が出て来るでしょう。

藤浪が勝てないのも、もともと、ノーコンですので、基本的に、ストライクを見極めていれば、良いとデータ的にもわかっているためだと存じます。
昔は、もっと、バッターが、ブンブン振ってくれていた印象なのですが、今では、ほんと、ストレートのスタライク以外は、なかなか、振ってくれません。
藤浪のストレートは、ほんと、ほれぼれするような、スゴく、良いものがあるのですが、投手に一番求められるのは、制球力ですので、少し、スピードが落ちても、コントロールを重視するべきです。
となると、投げる瞬間に、頭がブレる(頭がホームペースを見ていない)のを、改善するしかありません。
コントロールが良い投手は、頭が固定していると申しましょうか、ブレることが少ないと言えますので、おもいっきり、投げるのではなく、目線をとにかく、ホームからそらさないで、優しく、投げられるかです。
高校生のときから、今の投げ方で、やってきていますので、改良は、難しいかも知れませんが・・。
たまたま、2軍で良かったから、1軍で、すぐ先発と言うのは、あり得ません。
特に、阪神の場合、他にも先発できる投手が、いますのでね。
2軍との入り代わりが激しい選手は、1軍に上げても、中継ぎや、ロングリリーフで、実績ができてから、先発なり、期待するところで起用しないと、負け試合が多くなってしまいます。

梅野のリードで、失点が多くなったのも、梅野は自分で組み立てるリードですので、それが研究されて、データ的に、統計をとられてしまい、読まれだした節があります。
それに対して、坂本は、投手と相談しながら、リードするようなタイプですので、固定された攻め方が少なく、データも集まりにくいといったところです。
梅野が今後、捕手としてやっていくためには、2021年と同じことをしていたら、いけません。
チームとしての対策でも、もう、キャッチャーに、正捕手と言うのは求めず、3人くらいを、回して、いつも同じ捕手を使わないくらいの方が、良いのかも知れません。
データ会社を混乱させるような、作戦が、特にバッテリーには、必要なのかな?と感じます。

もう、こうなってくくると、対戦チームとの戦いと言うより、野球は「データ会社やスコアラーとの戦い」となってきます。
高校野球でも、強豪校は、データ活用していますしね。
今後、AIが発達すれば、ますます、データで、選手の運命が決まる要因になるでしょう。
ただし、個人的には、このように、データばかり重要視されてしまうと、人間と人間による豪快な野球の戦いと言うものが、こじんまりするように感じ、野球全体の将来を危惧してしまいます。




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2019年から阪神は、普通の采配ではない、ブレがある采配が多いです。
それで、成功すれこともあるのも事実ですが、普通ではないので、それでも「なんで?」となりますし、トータル的に失敗している方が、多いように感じます。
ブレると言う事は、最初に選択していた判断が、間違っていたため、後になって修正したと言う事になります。
決断するのが遅いと申しましょうか?、修正する必要が無いように、最初から適切に判断できなければ、その分、負けが多くなるのは当たり前です。
どうしたら、一貫性がある内容に出来るのか?
選手やファンも、納得するような、普通の采配が求められます。

勝ち試合で投げていなかった投手を、勝っている試合でいきなり使い、打たれるなど・・。
選手の出し惜しみも多いです。

試合前の打撃練習で、選手をしっかり見ていれば、バッターの状態が良い・悪いは、わかります。
悪いから、スタメンから外すと言う事ではなく、悪い状態が、もっと悪くなる前に、コーチなどが選手に指摘して、修正を行って行かないといけません。
悪くなりきってから、状態を戻させるより、早めの指摘で、早く状態をあげられますが、それがきちんと見極めできていたのか?疑問に感じます。

2022年、阪神タイガースがリーグ優勝するためには、これまでと、同じ采配をしていては、無理と言えます。
矢野監督が、名監督になれるか?は、今までの采配に固執することなく、自身の考え方を、180℃、大きく変えられるか?といったところでしょう。
神がかり的な名采配を求めている訳ではありません。
普通であれば良いのです。
大事な場面で、2軍から上げた選手を代打などやではなく、しっかりと頼りになる選手を、適切な場所にて起用するなど、とにかく「普通の采配」ができれば、優勝できる戦力であると、信じております。

しかし、プロ野球の世界は、ほんと、選手にとっても、大変厳しい世界であることには、昔も今後も、間違いないです。

追記

外国人の去就問題が、CSが終了したことで、少し、見えて参りました。
スアレス自身に選択権があり、阪神残留かメジャー移籍の2択となる見込みとのこと。
阪神としては、新たな複数年契約の提示などの条件見直しも検討し、慰留に努めていく。

同じく来季の選択権を持つロハスは残留見込み。
今季で契約が切れるマルテ、ガンケルには残留を要請予定。
アルカンタラとチェンは複数年契約のためともに残留となる予定。
サンズの去就は流動的だが、対談が濃厚。
エドワーズは退団が決定的との事。

矢野監督は、3年契約の最終年でしたが、来期も1年契約となる予定。
1軍のコーチ陣は、そのまま残留で、変更なしの予定。
2軍のコーチは、大きく変わってきている。

糸井は、もう1年、単年契約になる見込み。
梅野は、国内FAの行使を含めて熟考中。

また、何か新しいことが分かりましたら、追記致します。

2021年プロ野球「外国人枠」と「出場できる助っ人」の人数を解説~阪神ロハスは出場できるのか?
2022年阪神「新外国人情報」新投手2名+新打者1名の採用情報