ここ数年では、最高とも言える布陣になりつつある阪神タイガースと言え、開幕戦のスターティングメンバーも、楽しみです。
という事で、個人的な主観となりますが、2023年開幕スタメンを予測してみました。
まず、2023年に向けての最大の補強となったのは、前年メジャー89試合に出場し、4本塁打、26打点の「ノイジー」内野手。
前年メジャーでの打率.214でしたが、3A出場では25試合、打率.398、5本塁打、20打点という好成績でした。
メジャーでの打率が低いのが気になりますが、もっと打てた選手はわざわざ日本などに来ませんので、なかなか良い補強だと考えます。
ここ数年、打撃優先で守備などあとから考えると言う戦略でしたが、ノイジーはレフトも守れますし、2番手(保険)のミエセス外野手も外野守備ができます。
サード佐藤輝、ファースト大山と言う布陣のため、レフトを守れる外人として獲得したのは前の監督時代には無かった「守備重視」の補強とも言え、とても良い助っ人獲得となりました。
現時点ではオープン戦が始まる前の段階でのスタメン予想です。
オープン戦での成績・結果次第では、若干の変動も考えられます。
開幕スタメン予想
※敬称略
1 近本 センター
2 中野 セカンド
3 ノイジー レフト
4 大山 ファースト
5 佐藤輝 サード
6 高山(森下) ライト
7 木浪(小幡) ショート
8 梅野 キャッチャー
解説
1番・2番は、近本・中野のどちらかになるでしょうが、昨年の状況で四球を選べる(出塁率が高い)のは近本のほうなので最適なのは1番近本です。
間違っても近本3番などはあり得ない話ですので、1番・2番のどちらかで起用するのが最適なのは言うまでもありません。
3番はノイジーの広角打法・打率が良い打撃で「繋ぎ」に期待と言うところです。
期待通りにノイジーが機能しないと「あれ」に向けては厳しいかも知れません。
佐藤輝選手は、新人の時から申し上げていますが、とにかく練習不足(走り込みなどの体力強化不足)です。
よって、体力がある4月は良くても、疲れてくる夏場成績が下がりますので、4番・5番は状態や結果で判断と言う事になるでしょう。
佐藤輝選手が伸びるかどうかは、12月~1月の自主トレにてどれだけ基礎練習をしっかり行ってくるか?、それができてはじめて技術の向上と言えるの本人がしっかり自覚しているか?と言ったところでしょう。
調子が良くても3~4試合続くと疲れてしまい、打撃も雑になるような印象ですので、キャンプインまでにどれだけ下半身を強化できるか?でしょう。
体力がないのに無理をすれば、ケガをする恐れもあります。
6番は高山が理想ですがオープン戦で結果を出せなければ当然起用はありませんので、井上選手や新人・森下選手など他の若手にもチャンスはあります。
高山選手はドラフト1位であり、もともと打撃は柔らかくセンスがありますが実力を発揮できずにいます。
これまでさんざんフォーム改造などしているため、正直なんとも言えませんが、開幕1軍の場合には出来る限りスタメンでの起用を望みたいところです。
7番ですが、まず、セカンドとショートを誰にするのかは?、岡田監督の事ですので、守備力も考慮して検討すると存じますが、現状としては7番木浪かな?と言う感じです。センターラインは小幡選手・山本選手・北條選手などチャンスがあるでしょう。
あとは、新外国人がまたキャンプに間に合わなかったと言う事がないように情勢が適正な状態になることを願うところです。
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野球の場合、守備位置は「固定」させなくてはいけませんが、前監督場合にはその基本ができていませんでした。
選手はただでさえ守備も大切だと考えています。
阪神はエラーが多いので特にそうです。
しかし、コロコロ、ポジションが変わると、どうしても「エラーしてはいけない」と守備中心の考え方に更に傾きます。
そうなると、バッティングにも影響が出てしまう場合があります。
そのため守備位置は、よっぽどな事が無い限りは定位置に定めるべきです。
特にレギュラー選手が試合の途中で守備位置が変わるのは、一番やってはいけないことです。(守備要員であれば問題ないですが)
大事な場面でエラーして負けるなど大きなミスを犯すと、トラウマになったり守備下手のレッテルを貼られたりすると、選手はまたエラーしたり打撃も悪くします。
もともと、ユーティリティー選手(どこでも守りる選手)として入団したのであれば、メンタル面もそんなに問題ないです。
代打を出したあとの守備固めで、本来ショートの選手なのに、セカンドなど違うポジションで起用するなどは、出来る限り辞めたほうが良いです。
セ・リーグはDH制ではないので、どうしても代打要員に限りが出てしまいますが、違うホジションに入れるのであれば、代打出さないほうがトータル的には良い方向に行くのではと感じます。
佐藤輝選手はの守備位置が本職がサードですので、外野を守らせるなど本来あり得ない事です。
そのような意味では、この大切な2年間、守備面強化で無駄な時間を過ごしてしまいました。
野球は「守り」です。
岡田監督はわかっていると思いますので心配はしておりませんが、失点を3点に留めて、4点以上獲れば試合に勝てると言う事を重視した、スタメンにする必要があります。
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最後になりますが、あとは「ケガ」だけです。
ピッチャーも野手も、そうですが、いくら実力や調子があっても、怪我をしてしまっては全く意味を成しません。
そのため、スポーツ選手は、大前提として、ケガしない体づくりが、求められます。
しっかりと、基礎練習をしているか?も、問われます。
阪神タイガースが、優勝できるかどうかは、ケガした主力選手が、いない、と言う条件が必要かと考えられます。
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