2019年9月20日新発売のiPhone11、iPhone11pro、iPhone11ProMax。
今回も1年ごとに買い替えと言う事で、ドコモ、au、ソフトバンク、アップルと、どこで購入するのが、一番お得なのか?吟味しました
iPhone11proも良いのですが、画面が6.1インチで、必要な機能は十分に備わっていて、一番の売れ筋だと考えられる、iPhone11 128GB に絞って比較してみます。
消費税増税前、消費税8%込の金額・価格です。
iPhone11(128GB)
94608円 au
93312円 ドコモ
95040円 ソフトバンク
86184円 アップルストア
一目瞭然ですね。
一括購入するのであれば、今回は、Apple Store一択になります。
各キャリアで購入・機種変更する場合には、各社による割引の恩恵がどの程度あるかがカギになります。
まず、2019年9月の新機種iPhoneからは、日本の電気通信事業法の改正があったため、端末割引の上限が2万円までになっています。
そのため、キャリアで購入するには、これまでより、割引の恩恵が少なくなりました。
キャリア別にご説明したいと思います。
au アップグレードプログラムDX
利用料金月額390円×24回
iPhone11(128GB) 94608円 → 最大支払額 47304円 (1971円×24回) 機種返却・機種購入必要
auの「アップグレードプログラムDX」は、2019年10月から開始予定ですが、auのSIMカードを使っていなくても、他社の通信回線利用者でも関係なく、誰でも利用(iPhone購入)できるものです。
48回の分割払いで対象機種を購入し、25カ月目以降に端末を返却して、auにて新たな機種に買い替えると、割賦代金の半額を免除すると言う仕組みになっています。
要するに、この恩恵を最大限受けるためには、iPhone11を2年以上使用して、機種変更すると言うのが前提になります。
もっと3年、4年と使うつもりの場合には、意味がありません。
また、割賦(分割)で購入すると、100日間はSIMロックを解除できないので、auのSIM以外の他社ユーザーは100日間はモバイル回線(4G使用)ができません。
au系のMVNOサービス(UQ mobileやmineoなどの格安SIM)は、ロック解除なしでも利用できます。
よって、実質、docomoやソフトバンク回線の方は、使いにくいのが実情でして、現在、au以外の方には現実的ではありません。
また、2019年9月20日~30日に、auにて、iPhone11シリーズを購入しても、このプログラムに申し込むことはできないのもネックです。
2年を待たずに、13ヵ月目~24ヵ月目に機種変更する場合には、前倒し利用料(390円(不課税)×残月数)および分割支払金の残額(24回分まで)のお支払いが必要となります。
13ヶ月目に機種変するとなると、9360円+23652円が必要になる可能性があるため、支払額は56664円くらいですので、37944円程度安くなると言う計算になります。(数字の正確性を保証するものではありません。)
なお、端末故障・破損時(充電不可などの場合)には、この特典利用の際に、故障時利用料として20000円(不課税)の負担が必要となります。
ソフトバンク 半額サポート+
利用料金月額390円×24回
iPhone11(128GB) 95040円 → 最大支払額 47520円 (1980円×24回) 機種返却・機種購入必要
ソフトバンクの「半額サポート+」も、softbankのSIMカードを使っていなくても、他社の通信回線利用者でも関係なく、誰でも利用(iPhone購入)できるものです。
48回の分割払いで対象機種を購入し、25カ月目以降に端末を返却して、auにて新たな機種に買い替えると、割賦代金の半額を免除すると言う仕組みになっています。
要するに、この恩恵を最大限受けるためには、iPhone11を2年以上使用して、機種変更すると言うのが前提になります。
もっと3年、4年と使うつもりの場合には、意味がありません。
また、割賦(分割)で購入すると、100日間はSIMロックを解除できないので、SoftBankのSIM以外の他社ユーザーは100日間はモバイル回線(4G使用)ができません。
Softbank系のMVNOサービス(LINEモバイルのSoftbank回線などの格安SIM)は、ロック解除なしでも利用できます。
よって、実質、docomoやau回線の方は、使いにくいのが実情でして、現在、softバンク以外の方には現実的ではありません。
2年を待たずに、13ヵ月目~24ヵ月目に機種変更する場合には、1年買い替えオプションの利用が可能です。
ただし、前倒し利用料(390円(不課税)×残月数)および分割支払金の残額(24回分まで)のお支払いが必要となります。
13ヶ月目に機種変するとなると、9360円+23760円が必要になる可能性があるため、支払額は56880円くらいですので、38160円程度安くなると言う計算になります。(数字の正確性を保証するものではありません。)
また、ソフトバンク指定の回収・査定条件を満たす必要がありますので、故障・破損があれば、当然、ペナルティーがあります。
ドコモ スマホおかえしプログラム
利用料金月額0円
iPhone11(128GB) 93312円 → 最大支払額 62208円 (2592円×24回) 機種返却・機種購入必要
ドコモの「スマホおかえしプログラム」は、ドコモユーザーだけが利用できるサービスになります。
月額利用料などはありません。
36回の分割払いで対象機種を購入し、25カ月目以降に端末を返却して、ドコモにて新たな機種に買い替えると、残り期間の割賦代金を免除すると言う仕組みになっており、シンプルでわかりやすいです。
ドコモは端末料金表示が「税別」なので、税込みに換算して計算する必要があります。
13ヶ月目に機種変するとなると、それまでの支払額は62208円ですので、残り支払額の31104円安くなると言う計算になります。(数字の正確性を保証するものではありません。)
また、ドコモ指定の回収・査定条件を満たす必要がありますので、故障・破損があれば、20000円(税抜)のペナルティーがあります。
2年未満でスマホおかえしプログラムを利用する場合には、支払回数が36回から24回に変更(12回分支払い不要)になります。
docomoの特徴としては、やっぱり、2年で買い換えずに、もっと長く使いたいと言う場合には、月額利用料が不要なこともあり、そのまま使い続ける(対象機種を返却しない)ことができるのが良い点です。
ただし、その場合、端末からの値引き的な要素は一切なくなります。
また、割賦(分割)で購入すると、100日間はSIMロックを解除できないので、ドコモのSIM以外の他社ユーザーは100日間はモバイル回線(4G使用)ができません。
注意点としては、docomoの場合「下取りプログラム」があります。
買い換えるタイミング(時期)的な要素が大きくなりますが、場合によっては、スマホおかえしプログラムを使わないで、下取りプログラムにしたほうが、お得な場合も発生します。
Appleストアが有利か?
以上、各キャリアの割引・値引きをご紹介して参りましたが、機種変更でしたら、2019年からは、アップルから直接購入したほうが「お得」だと感じています。
私が取った、iPhone11への機種変更のお得な方法をご紹介してみます。
アップルストアの場合、iPhone11(128GB)の販売価格は、86184円です。
12回分割払い、24回分割払いも可能になっていますが、もともと、SIMフリーのスマートフォンであると言うところも大きいです。
各キャリアのように、なんちゃらプログラムのようなものはありませんが、お使いの機種を下取りしてもらえるサービスはあります。
ただし、下取り価格は、安めです。
現在、iPhoneシリーズをお使いなのであれば、iPhoneは人気と言う事もあり、結構、買取は高い傾向があります。
当然、古い機種ですと、どんどん買取価格も下がるのですが、新しい機種であれば、中古でも結構な値段で売れます。
もちろん、スマホにキズが無いなど、状態によっても、買取価格は変わってきますので、程度が良いという条件になりますが、下記のように買い替えを実行してみました。
今回、iPhone11proなどもありますが、違うのは液晶画面とカメラ望遠くらいです。
液晶もLED液晶で充分キレイに映りますし、カメラは物理的に望遠は限界があって、アイフォーンにて10倍望遠で写真撮影しても、あまりキレイではありません。
よって、2019年の新製品に関しては、iPhone11で充分と判断しています。
ただし、記憶容量(メモリ)は、64GBと128GBが5000円くらいしか、かわりませんので、iPhone11でも、128GBが良いだろうと言う判断になります。
さて、昨年の記事でもありますが、iPhoneXSを(64GB)12万8952円にて新品購入し、その際に売却したiPhoneX(64GB)は、ヤフオクにて71000円で売れました。
そのため、今回も、不必要になるiPhoneXS(64GB)は、約7万円で売れると想定しています。
これが、docomoの下取りですと、良品でも57000円でしか買い取ってくれませんので、本当に良品であれば、民間で売却したほうがお得だと言う事が言えます。
なお、docomoにて一括購入していましたが、月々サポートが適用されていて、毎月2457円安くなっていて、12ヶ月で29484円の割引を受けていましたる
よって、売却するiPhoneXS(64GB)の実質支払額は、99468円といったところです。
仮定の話になりますが、7万円で売れたとしたら、99468円-70000円で、実質29468円で1年使えたと言う事になります。
月平均にしますと、2455円ですので、そんなに負担も大きくなく、悪くないランニングコストです。
2年目以降は、バッテリーもヘタってきたりしますので、常に1年で新品に交換している次第です。
そして、2019年からは、機種の割引が法律で制限されたため、新しいiPhone11を引き続きドコモで購入しても、月々サポートなどの恩恵が全くありません。
あるのは、月賦払いにした際、2年後に最大1年分ナシにしますと言う、2年使った場合には、約33%割引になりますけど、機種は返してねと言うプランのみです。
3年以上使う場合にも恩恵がありません。
1年の場合には3万円程度の恩恵がありますが、中古では1年であれば、半値くらいにはなりますので、その場合、約5万円くらいで売れるだろうと仮定できます。
よって、キャリアに返却する条件で割引を受けるのであれば、中古で売ったほうがお得かな?と言う計算が成り立ちます。
と言う事で、もう一度、結論を記載しますが、iPhone11シリーズは、一番安い「アップルストア」(店舗・オンライン通販)で購入して、古い機種はヤフオクなどで売却するのが、ベストだと私は思う次第です。
オークションなどで売らずに、街の買取業者に、スマホを買い取ってもらうにしても、キャリアの下取り価格よりも安いと、誰も売ってくれませんので、買取業者も少しは高く買ってくれるはずです。
もちろん、アップルケアなど、余計な補償サービスには入りません。
1年間は、通常の保証期間ですので、通常の故障であれば、無料で修理してもらえますしね。
ただし、無くしたりしないよう注意は必要ですし、本体にキズをつけないよう、1年間使用する必要性があります。
そのため、スマホの衝撃吸収カバーや、画面割れ防止のシールなどには、補償サービスに入る分の予算を使用して、お金を掛けます。
以上ですが、このお得になる方法は、私の個人的な状況からの戦略ですので、皆様においても、同じく得できますと保証するものではありません。
充分にシュミレーションして、自己責任にてお願いできますと幸いです。
iPhoneXSのほうは、実際に売却しましたら、その結果も新しい記事にてUPする予定です。