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大坂なおみ選手「テニス全米オープン」表彰式でブーイング優勝インタービュー(スピーチ)日本語訳一問一答

大坂なおみ優勝

テニスの4大大会最終戦「全米オープン」(2018年)、女子シングルスで見事優勝し、日本人史上初のグランドスラム優勝の快挙を成し遂げた大坂なおみ(おおさか-なおみ)選手は、ハイチ系米国人の父と日本人の母の間に大阪で生まれました。

3歳でアメリカのニューヨークに家族で移住しました。
国籍は、日本とアメリカの二重国籍ですが、テニス選手としての国籍は「日本」を選択してプレーしています。

母方の祖父・大坂鉄夫さんは北海道根室市に住んでおり、母親の出身地も根室です。
そのため、日本での住民票は、大阪市ではなく意外にも「札幌」との事です。
そのため、2018年9月6日に発生した北海道の胆振地方の地震も心配しておられます。

決勝での相手は、大坂なおみ選手が小さいころから大好きだと言うセリーナ・ウィリアムズ選手でした。
しかし、セリーナ選手は、コーチから指示を受けたことでペナルティを言い渡された、大坂選手のサーブに圧倒される中、主審に対して次々に暴言を吐きます。
また、苛立つセリーナはラケット破壊という行動に出るなどし、結果的にストレート負けを喫しました。
大坂選手は、アメリカでの観客が「レッツ・ゴー・セリーナ」の合唱も巻き起こすと言う、絶対アウエーで冷静さを失わず、見事な試合を行いました。

表彰式が始まると、観客席からは、地元のセリーナ選手に声援を送っていたファンが大きなブーイングを浴びせました。

この異様な雰囲気に、優勝した大坂なおみ選手も、罪を犯したような表情となり涙を流します。
優勝したまだ20歳と若い選手が、いられる場ではなくなっていました。
この時の大坂なおみ選手の気持ちを考えますと、ほんと、涙が出てきます。
下記はTwitterにあった情報を共有しています。

陽気なインタビューで知られ、優秀して本来であれば笑顔でいるはずの選手が、悲しい顔をして、涙をぬぐっているのです。
涙を流す大坂にセリーナは、肩を寄せ合い優しく言葉をかけるなか、まずは、準優勝者の表彰とインタビューが始まります。

司会者も、まだ続くブーイングに困惑しながら、セリーナ選手にインタビューを続けます。

セリーナ選手は

私は失礼な態度も取りたくなかったし、中断もしたくなかった。
彼女(大坂選手)が、すばらしいプレーをしたということを皆さんに言いたい。

と擁護。また・・。

プレーのことは言いたくない。
ただ、彼女(大坂選手)は素晴らしいプレーをした。

彼女にとって「最初のグランドスラム優勝です」と切り出し
「皆さんが応援してくれた大会です。最高の大会にしましょう。ブーイングはもうやめて」
とスタンドに呼びかけ、「コングラチュレーション、ナオミ」と称えました。

そして、大坂なおみ選手に優勝トロフィーが手渡されて、インタビューが始まると

―夢をかなえて決勝に進み、セリーナに勝った。夢が叶った気持ちは?と聞かれ

ちょっと、質問ではないことを語ります。
(司会者は、もちろんと答える)
みんなが彼女(セリーナ選手)を応援していると分かっていた。
こんな終わり方になってすみません。
ただ、試合を見てくれてありがとうと言いたい。

と声を詰まらせながら回答。

―試合後にお母さんと抱き合った

母は、これまで私のためにたくさん犠牲を払ってくれました。
試合は、あまり見にこないのですが、きょうは、見に来てくれて本当にうれしいです。
父は私の試合を見るとそわそわしてしまい、きょうも会場に来ていませんが、これから会おうと思います

―男女を含めて日本からの優勝は初めてです

セリーナ選手と全米の決勝で戦うのは、ずっと私の夢だった。
それが叶って本当にうれしい。
あなたと対戦することができてうれしいです。

とセリーナにお辞儀をし、

「プレーしてくれてありがとう」と感謝しました。

スタンドで涙を浮かべる母・環さんに対しては

「ママ、やったよ。アイラブユー。サンキュー」と喜びを伝え、最後にはブーイングもやんでおり、観客席からも拍手が沸いていました。

試合終了から2時間後のテレビインタビューでは、下記のように答えています。

―表彰式でどうして謝らなきゃと思った?

それを聞かれると…(涙で言葉につまる)。
セリーナが何としても優勝したいと思っていることを知っていたし、観客もみんな応援していたと思う。
自分はコート上ではファンではなく、あくまで選手同士として向き合った。
でもセリーナにネットでハグをされて…(再び涙)、それで子供に戻ったような気分になった。

憧れの選手に勝利しても、相手への敬意を忘れない大坂なおみ選手の素顔に、アメリカ・メディアも完全に虜になったようで、今では絶賛の嵐になっているようです。
それにしても、災害など多い中、久しぶりに明るい話題を日本にもたらしてくれました。
今後のご活躍にも期待したいところです。

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