北海道・帯広「宮田麻子さん」不倫の高校教師殺害事件~片桐朱璃容疑者の行動などまとめ

「北海道・帯広「宮田麻子さん」不倫の高校教師殺害事件~片桐朱璃容疑者の行動などまとめ」のアイキャッチ画像



スポンサーリンク



2022年6月、北海道・帯広市、死体遺棄容疑にて高校教師・片桐朱璃容疑者が逮捕された事件をわかりやすくまとめてみた。




高校教師殺害事件

殺害・遺棄された女性は、宮田麻子さん(47歳)。
住所は北見市南町2、北見緑陵高教諭(英語)、美術部顧問。
夫(高校教師)と子供がいる。

殺人・死体遺棄の容疑者は、片桐朱璃容疑者(35歳)。
自宅住所は帯広市西15南1、帯広農業高教諭、野球部副部長。
網走出身で酪農学園大学の大学院出身。
妻は小学校?の教師で2020年5月、長女が生まれている。




スポンサーリンク



殺害された12歳年上の女性・宮田麻子(みやた・あさこ)さんと片桐朱璃(かたぎり・しゅり)は、2016年4月から2022年3月までの6年間、オホーツク地方の道立美幌高校の同僚だった。
<注釈> 片桐朱璃容疑者は2013年春から「農業」担当として先に赴任していた。
しかし、2人とも2022年4月に異動(転勤)。
宮田さんは北見緑陵高に異動となり、片桐容疑者は帯広農業高に赴任したばかりだった。

下記はTwitterにある情報を公式な方法で共有表示したもの。

5月29日(日)午後1時頃(13時頃)、宮田さんは子どもに「釧路の病院にいく」と言い、北見の自宅からクルマで移動。
実際に向かった先は帯広で、夕方に片桐容疑者が副部長を務める野球部の試合(北海道高校体育連盟主催)を観戦。(目撃情報を警察確認済)
<注釈> 北見から帯広は約160km、クルマで約2時間30分の距離。
<注釈> 帯広農業高校は甲子園にも出場している強豪校。

その日の夜、球場近くで「別れ話」になったと言う。
その後2人は離れたが・・・。

日付が変わった5月30日未明・午前3時30分頃、宮田さんは車で片桐容疑者の「自宅前」につけた。

5月30日(月)4時30分頃、帯広市内の商業施設駐車場に止めた、宮田麻子さん所有の乗用車内で首をシートベルトで絞め殺害。(宮田さんの死因は首を圧迫されたことによる窒息死)
駐車場に止めた車の後部座席で、隣に座っていた宮田さんの首を、部座席のシートベルトで絞めたという。
宮田さんの遺体を乗せたまま、宮田さんの乗用車を5キロほど運転し、人目の付かない市内の駐車場に移動。
そして、遺体を自分のワゴン車に移して帰宅した。

その日の朝、片桐容疑者は自分のワゴン車の車内に遺体を隠したまま、高校に出勤している。

5月30日、勤務を終えたあとの午後8時(20時)頃、北海道帯広市南町南8線の森林公園「帯広の森」と言う公園に移動。(高校から2キロほど)
公園内の雑木林に遺体を運び、高校のスコップで地面を掘り遺体を埋めた。
未舗装の駐車場から遺棄現場は約10~20メートル入ったところの模様。
帯広の森平和球場と言う小さな球場があるため、少しは土地勘があったと推測できる。

更に片桐容疑者は、宮田さんの所持品(財布・スマホなど)を燃やした。
また、自分のスマートフォンに残っていた通話履歴やLINEでのやりとりのデータも消去。

5月29日の夜まで、宮田さんと宮田さんの夫は、通信アプリ(LINE)で連絡が取れていたが途絶えたため、5月30日に宮田さんの夫が警察に相談。
内容としては「妻が病院に行くと言って帰らない。一晩待って帰ってこなかったら行方不明届けを出す」と相談したとのこと。
宮田さんの夫は『妻が朝帰りすることもある』と以前から心配していた。

5月31日、片桐容疑者は高校に出勤。
朝9時30分頃、宮田さんの夫から北海道警北見署に行方不明者届が提出された。
夫は片桐容疑者の名前を警察に伝えたようで、警察はただちに、日中、片桐容疑者に任意で事情聴取。
片桐容疑者は行方不明について関与を否定し「宮田さんとは会っていない」と話した。
<注釈> 一部報道では、片桐容疑者と宮田さんの夫は顔見知りだったとも。

警察の任意聴取を受けた後、駐車場に止めていた宮田さんのクルマを、遺体を埋めた雑木林の近くに移動。

6月1日の夕方から、再び警察が片桐容疑者に任意で事情聴取したところ「遺体を埋めた」趣旨を供述し警察官を雑木林に案内。
6月2日午前2時40分ごろ、緊急逮捕された。

殺害された宮田麻子さんの服装に乱れはなく目立った外傷もないとの事。

片桐容疑者は「交際していて別れ話でもめた。関係に疲れ、首にシートベルトを巻き絞めて殺した」と供述している。

7月13日、釧路地方検察庁は片桐朱璃被告(35歳)を殺人などの罪で起訴。

感想

当初、なかなか動機などの状況が明らかにならず謎が多い事件だったのですが、殺害後、平然と学校で授業も行っており、教育現場にも影響を与えかねないため、警察も慎重に情報を出していたのかも知れません。

率直な感想としては、まず、北海道での高校の先生は転勤になると、遠いところに異動となることもあるようで大変だと感じました。




スポンサーリンク



2人が同僚となった2016年春頃、宮田麻子さんは41歳、片桐しゅり容疑者は29歳でした。
<追記> 2023年7月11日初公判(裁判)で検察側の話によると2018年から交際をはじめたとの事。

夏休みには、片桐朱璃容疑者のクルマ助手席に、宮田麻子さんが乗っている姿が美幌町内で目撃され高校でも噂になった?ともあります。

殺害されてしまった女性の宮田さんは5月29日、北見から2時間30分、自分のクルマを運転して帯広まで不倫相手に会いに来ています。
そのため、容疑者である男性の片桐容疑者よりも、12歳年上の女性側の方がのめり込んでいたと考えるのが自然な状況です。

<追記> 片桐朱璃容疑者の供述では、5月30日、宮田さんが高校に駐車していた車の中を荒らし、ワクチン接種券から隠していた住所を知られたと言う。

日曜日の夕方に野球の試合を見たあと、2人は会ってわかれ話をしたとされます。
しかし、宮田さんが納得できなかったのか?、未明の朝3時に容疑者の自宅近くでクルマで行っていますので、女性の方があきらめがつかなかったのかも知れません。
今のところ、日曜日の夜に宮田さんが帯広から一旦北見に帰った様子はないので、月曜日に北見での勤務も放棄する覚悟くらいだったとも考えられます。
ただ、これらの状況は、殺害した片桐容疑者の供述部分によるところも多いため、実際には違った部分があった可能性があったも?と言う事を念のため明記致します。
例えばですが、片桐朱璃容疑者が宮田麻子さんを呼び出した可能性だって考えられますが、死人に口なしのため一方的な情報しか入ってきません。

一方で、殺害された宮田さんの夫は、警察に片桐容疑者の名を挙げたと言う事です。
よって、少なくとも夫は、妻が不倫しているか?、不倫しているかもと気が付いていたものと推測できます。

色々と情報を調べていても、片桐朱璃容疑者に関しては「いい人だった」「めっちゃ優しい先生だった」など、悪い噂があまりありませんでした。
宮田麻子さんも同様に、悪い噂はありません。




スポンサーリンク



ただし、ただしですよ。
100歩譲っても殺人(犯罪)は絶対にいけません。

片桐朱璃容疑者はきちんと罪を償って頂きたいと存じます。

あと、両方のご家族が住む家に行ったり、迷惑な行為も謹んで頂ければと願っております。

亡くなられた宮田麻子さんのご冥福をお祈りすると共に、ご家族・ご友人に謹んでお悔やみを申し上げます。