マイナポイント 仕組みと登録方法などわかりやすく3分で

「マイナポイント 仕組みと登録方法などわかりやすく3分で」のアイキャッチ画像



スポンサーリンク



マイナポイントが2020年9月1日より、はじまりましたが、どんな手続きが必要なのか、イマイチ、よくわかりません。
この記事では、3分程度の短時間でも、仕組みが理解できるよう、できる限り、簡潔に、ポイントを抑えて明記したいと存じます。




2020年3月末に終了

まず、マイナポイントが終了する日程「いつまでやっているのか?」ですが、2021年3月31日までの期間限定になる国の政策です。

マイナポイントで得するモノ

マイナポイントは、キャッシュレス決済において、チャージまたは購入した場合、その購入額の25%、上限5000円分のマイナポイントがもらえると言う制度です。
上限5000円分と言う事は、最大2万円分の買い物までが対象と言う事になります。
具体的には、2万円分のチャージを行うと、5000円分のポイントがもらえたり、期間中に2万円以上の買い物になると、最大5000円分のポイントが還元されると言う内容となります。

各種キャッシュレス決済の通常のポイントとは、別に、マイナポイントとして、加算されるとお考え願います。

必要な物

マイナンバーカード、登録時の4桁の暗証番号が必要です。

マイナンバーカードと言うのは、自分の写真が入っているプラスチック製で、本人確認のための身分証明書として利用できる、個人番号カードの事です。

約5年前に自分のマイナンバーを知らせるために送られてきた紙製の「通知カード」が手元にあれば、下記より発行の「申請」が可能です。
ただし、すぐには発行されません
できるまで、通常で1ヶ月程度、混雑していると、2ヶ月以上かかる見込みです。

マイナンバーカード総合サイト

マイナンバーカードが完成すると、お住まいの地方自治体より「ハガキ」が届きます。
そのハガキの説明にしたがって、カードの受取が必要でして、受取には、市役所などの窓口に出向く必要があります。
私の住む自治体では、電話で、取りに行く時間を予約したうえで、受け取る必要性がありました。
受取時に、決定するパスワードなどの入力が必要となりますので、ご高齢の方の場合には、若い家族の付き添いなどがあると良いです。

これから、マイナンバーカードの発行を申請する場合などには、下記の予約・利用登録する以前の期間分は、適用外となりますので、早めに対応されると良いかと存じます。

マイナポイント予約(マイキーID登録)

マイナンバーカードが手元にある状態となれば、マイナポイントの利用予約ができますが、まず行うのは「マイキーIDの登録」(マイキーIDの取得)となります。
登録方法は、色々とありますが、スマートフォンを使うと、一番簡単です。
スマホは、NFC または、おサイフケータイ になっている機種に限られます。
iPhoneでしたら、iPhone7以降が対応しています。

スマホがアンドロイドの場合には、Google play から、アイフォーンの場合には、Apple store の「検索」から「マイナポイント」と入力して、マイナポイント・アプリをインストールしましょう。
インストールしたら、マイナポイントアプリを起動して、マイナンバーカードを登録します。

なお、マイナンバーカードの当てた位置によっては、うまく読み込まない場合がありますので、下記の説明をご参照願います。

iPhone7以降の端末
Androidの端末

なお、パソコンからの場合には、ICカードの読み取り装置を別途購入などして、ソフトをインストールする必要があります。
パソコンもスマホも、お持ちでない場合には、市区町村窓口・郵便局・コンビニ(マルチコピー機・ATM)・携帯ショップなどの端末から、予約の登録が可能です。
セブン銀行のATM(セブンイレブン)も対応しています。

市区町村窓口・郵便局・コンビニ(マルチコピー機・ATM)・携帯ショップなど

キャッシュレス決済を選べるのはひとつだけ

上記のマイナポイント予約(マイキーID登録)だけでは、マイナポイントはもらえません。

マイナポイントの還元を適用させたい、キャッシュレス決済の会社(仕組み)は、全部、適用されず「ひとつ」を選ぶことになります。
複数を選択したり、その都度変えて、利用することはできないので、一番最初に「1業者」だけを、選ばなくてはなりません。
自分の判断で、ひとつだけ選び、その業者さんの手続き方法に則って、利用登録する必要があります。

キャッシュレス決済と言うのは、クレジットカード、デビットカード、PayPayなどのQRコード決済、楽天Payなどの電子マネー、一部のプレペイドカードなど、業者さんが利用登録しているものとなります。
下記より、検索可能です。

対象となるキャッシュレス決済サービス

実際に、その事業者による「マイナポイント」の説明を見て、上記でマイナポイント予約(マイキーID登録)を行ったあと、その事業者に登録する必要があります。
この登録を行わないと、マイナポイントは、もらえません。




ひとつ選ぶ際のポイント

マイナポイントの還元を適用させたい、キャッシュレス決済の会社を選ぶ場合ですが、上限の2万円分使って、満額となる5000ポイントをもらえそうか?が、カギとなります。
事業者によって、対応内容が異なり、4円購入単位で、1円分のポイント付与と言うところもあれば、累積2万円以上になった段階で、5000円分のポイントをまとめて付与するところもあります。
要するに、ちょこちょこ、買い物しても良いのですが、5000円分のマイナポイントをもらえるのは、期間中に、累積で合計2万円以上にならないと、もらえませんと言うパターンもあります。
また、結果的に、最大2万円買い物やチャージをする必要性があるため、2020年3月までに、一番、使用する予定のキャッシュレス決済を選ぶことが重要となります。
ただし、キャッシュレス決済事業者によっては、自社を選択してくれると、5000ポイントだけでなく、加算して1000ポイントあげますなどのキャンペーンを行っている事業者もありますので、悩みどころです。

1度登録したら、申込の取消しや決済サービスの変更をすることはできません。

よって、自分にとって、どこが、一番「損しないか?」「お得なのか?」を見極める必要が出てきますので、安易に選択しないよう、ご注意願います。

ちなみに、クレジットカード会社ですと、楽天カードさんが一番利用登録が多いようです。
QRコード決済の場合には、PayPayが一番多いようです。

還元はチャージ時と支払い時の2種類ある

マイナポイントの支給対象となる、タイミングですが、基本的に「チャージの時」と「支払いの時」の2種類があります。

スイカなど交通IC系カードの場合、チャージのときだけが対象となり、2万円以上のチャージで5000ポイントと言う事になります。

クレジットカードの場合には、チャージはないので、支払い時のみとなり、支払いが合計2万円以上に到達すれば、5000ポイントと言う事になります。

PayPay(ペイペイ)などは、利用登録時に、チャージのときにポイントをもらうか、支払いの時にポイントをもらうか、どちらかひとつ選択することになります。

なお、ポイントが付与される時期や、方法などは、その事業者によって異なります。(受け取りに申請が必要なケースもあるようです。)
ポイントの有効期限も、業者により異なります。

本人が契約したカードのみ

キャッシュレス決済は、マイナンバーカードの所有者「本人」が、直接契約したものに限られます。

例えば、クレジットカードの場合、父親名義で契約していて、あとで家族会員カードを追加発行してもらうことがあると存じます。
この家族会員カードは、直接、その家族本人が、契約したカードではないので、マイナポイントの付与を受けるキャッシュレス決済として、登録することはできません。
家族カード利用分も、還元対象にはなりますが、ポイントの付与先は本カード会員だけとなり、2人分はもらえません。

子供の場合

子どもが、マイナンバーカードを取得している場合、15歳未満の未成年者の方の予約・申込は、法定代理人が行うことができます。
また、未成年者のマイナポイントは、法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスを、ポイント付与対象として申込みすることができます。
ただし、この場合、同じキャッシュレス決済サービスに、複数人のマイナポイントを合算して付与することができないので、法定代理人名義の異なるキャッシュレス決済サービスを選択する必要があります。

このように、未成年者でも、マイナンバーカードを持っていれば、親のキャッシュレス決済サービスの、どれかで、最大5000ポイントの還元を受けられます。

以上、マイナポイントに関して、わかりにくいところを、できる限り簡潔に解説させて頂きました。
適切に理解して、適切に運用なさって頂けますと幸いです。
記載事項は、その後、状況変更などで、変わってしまうことも考えられますので、最新情報に留意願えますと幸いです。