法人設立エピローグ【ひとり社長の小さな会社設立】

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サイト運営における信頼性の向上のため、個人事業ではなく、新規で法人を設立し、運営管理を行う事と致しました。
なお、法人成りではありません。
一般的には、個人事業を終了させて、法人化することが多いと存じます。
しかし、個人事業登録はそのまま残して、経理も確定申告も行い、新規で別途、法人を設立する方法と致しました。

基本的には、年収2000万円くらいまでは、個人事業のままで、健康保険税も上限額、納めていくと言うのが信条でした。
しかし、個人事業で行っている仕事内容が、法人などの信頼がないと、先細りになる可能性(あくまでも可能性です)が、出てきているため、あえて、別途、法人を設立すると言う感じでございます。




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個人事業と法人と2つの事業を行うと言う事になりますが、恐らく節税にはならないと思います。(節税になるかは、計算していません。)
追加する法人の設立費用もかさみますし、法人設立後の固定費は今の3倍くらい必要です。
尚且つ、法人のほうで売上が無かったり赤字だとしても、個人事業では不要だった法人住民税が7万円必要にもなりますし、法人としての税務申告に取られる経理時間も、かなり、大きな負担です。
このように、法人を作れば、マイナスのことのほうが、私にとっては大きいと推測しております。
しかし、それだけのコストと時間をかけてでも、今回、個人事業よりも「信頼性」を上げるため、追加で法人を持ちたいと言うのが最大の目的となります。

その法人ですが、最初は、どこか既にある法人さんの事業部に加えさせて頂きまして、お世話になることも考えました。
しかし、そんなにウマい話はありませんので、次には、成立費用も安い合同会社で検討してみました。

単純に個人向けの通信販売などだけを行ったり、こじんまりと事業を進めるのであれば、合同会社で充分かと存じます。
例えば、Amazonの日本法人も、株式ではなく、合同会社です。
しかし、当方は知名度も乏しいですし、対企業との取引や、世間一般の信用と言うところでは、まだまだ、株式会社が一般的です。
また、あとから株式会社に変更するとなると、また手続きも手間や費用がかかります。
今回は、法人をひとつ持って、少しでも信用を得たいと言う目的があることから、悩んだのですが、最初から、株式会社にすることを判断しました。




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実は、20年前くらいに、個人事業を法人成りして、のち個人事業に戻したような経緯があります。
よって、人生においては2回目の法人設立です。(役員参加した法人は他にもありますが、自分で新規設立する法人としては)
新型コロナウイルスによる外出自粛などの時期ですが、色々と調べてみましたら、ほとんとが電子申請できたり、郵送でも大丈夫など、20年前とは、比べ物にならないくらい、手続きは、窓口に行かなくても大丈夫なように改善されています。
そのため、ひとりでも、新規法人設立の手続きができると考えました。

ちなみに、法人設立を思い立ったのは、2020年5月末です。
新型コロナウイルスにて、日本に限らず、世界的に経済を止めてしまった影響があり、倒産する企業がどんどん出てきている時期でした。
当方が、もともと行っている個人事業も、正直2020年の計画は、ボロボロに崩れています。
しかし、そんな困難な時期だからこそ、法人設立だと奮起しました。
そして、自分側にできることとして、スピード感を持って対応致しました。




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なお、法人を設立するのはとても簡単なのですが、一番心配なのは「銀行口座」の開設です。
個人名義で銀行口座を開くのとは、訳が違います。
法人の場合、銀行に信用して頂けないと、銀行口座を持てません。
大昔と違って、取引のためには、銀行口座は欠かせませんが、マネーロンダリング対策で、口座開設にはハードルがあります。

そのため、対策として、まず、資本金を100万円にしました。
あとから振り返れば、300万円くらにいしておけばよかったと思いまして、後悔しているところです。

追記させて頂きますと、その後、無事に銀行口座も開設できました。
それらの流れなどは下記にまとめてあります。

ひとり社長 法人設立までの手続き注意点と流れ

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