藤浪晋太郎投手のコントロールを良くする方法を考えてみた

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阪神の若きエースになり切れていない、藤浪晋太郎投手ですが、投げる球質は、日本人投手で1位・2位を争う、かなり良いもの(素質)を持っています。
しかし、ここ数年、コントロール、制球力に苦しんでいます。

本日も、オープン戦での結果が悪く、期限なしの2軍落ちとのニュースが舞い込んで参りました。
とても残念なことです。

ピッチャーの場合、どんなに球が速くても、どんなに変化球が曲がっても、制球力(コントロール)が無いと、話になりません。
コントロールが悪いと、フォアボール(四球)を出したり、デットボール(死球)を与えて、自滅するのが落ちです。




私も子供の頃の話ですが、ピッチャーをやったときには、第1に「制球力」を重視していました。
球の速度なんて、少し遅くても、低めの角に投げていれば、そうそう、長打にはならなかったからです。
でも、そんな子供のころ、何か意識して、考えて、できていたかと言うと、そうゆう事はありません。
すなわち、無意識のうちにしていました。
でも、その無意識だった状態を思い起こしますと、投げたいところを、ずっと見て、投球していたと、ふと気が付きました。

投げたいところを、真剣に、ずっと見続けて投げると、球がそこに、すーっと入って行くのを感じたと言うことです。
投げたいホームベースの上(コース)から、目をそらさずに、見続ける。
念じるかのように、投球を終えたあとも、投げたい場所を、最後まで見続けていると申しますと、わかりやすいでしょうか?
そうすると、自然と、そのコースに球が行き、コントロールが抜群によかったのを思い出しました。

では、藤浪投手の場合はどうか?と、さっそく動画を見てみましたら、やはり納得です。

スポーツ力学などを学んだことが無い素人が、偉そうなことを申し上げるのは、本当に申し訳けないのですが、上記の投球を見てもおわかりのとおり、投げた瞬間あたりに、正面を向いていた顔が、一瞬、左下を向いてしまいます。
スロー再生して頂くと、より、わかりやすいです。

ボールが手を離れるときに「頭」がブレると申しましょうか、顔の向きが、左下を見てしまい、そのあとまた正面に戻っています。
速い球を投げる場合に、顔がブレるのは普通なのですが、そのブレが大きすぎるのです。
要するに、キャッチャーの構えたところを、ずっと見ていない(見れていない)のが、制球が悪い原因なのかな?と感じました。




これは、もちろん、藤浪投手も無意識ですので、自分では感じていないかも知れません。
高校生の頃も、同じでして、それで今までは、うまくやって来れたので、ブレていてもきにならないと存じますし、もしくは、投手コーチなどがすでに指摘していても、改善できていないのかも知れません。
そのあたりは、分かりませんが、もっと頭の移動をスムーズ(ゆっくり)にすることが大切に感じます。
投球動作の最後まで、頭の移動がブレないようにすると申しましょうか、頭の振動を抑える、変な方向を向かない、安定させると言う事ですね。
そして、顔はずっと正面を向いて、投げたいところから、決して目を離さない、最後まで見ていると言う事です。

読売からメジャーに戻って18勝(4敗)あげた、マイコラス投手は、劇的にコントロールが良くなりました。
なんでも、菅野投手から「頭」を安定させることを、学んだといってました。
下記は菅野智之投手の動画ですので、よければ、見比べてみてください。

もちろん、頭の移動の際に少しブレるのは仕方ないのですが、投球動作において、投げ終わるまで、顔は、ずっと、ホームペースを見ていますよね。
藤浪投手も、最初は正面を見ているのですが、腕を振ると、顔が左下を向いてしまい、そのあと正面に戻ると言う感じなのです。
すなわち、投げるべきコースを、見切れていないため、見当違いのところに、球が進んでしまうのでは、ないかと感じずにいられません。

イップスとか、そうゆうのは、関係ないと思います。

ただ、高校野球のときから、顔・頭がブレて、目線がブレるのは変わりありせんので、こればかりは、修正するのは大変かも知れません。
恐らくは、球速を重視するため、腕の振りを強くしているためと思われます。
しかし、藤浪投手の場合、例えば、スライダーなどは、直球よりは、コントロールが安定している(それでも抜ける時がありますが)ので、もう、球速重視ではなく、現代の主流のようにフォームを小さくするなどするしかないと思います。
160km/hの球速は大変魅力ですが、投手に一番求められるものは、コントロール・制球力ですのでね。

参考までに下記は、マイコラス投手の動画です。
顔は投球動作が終るまで、ほぼ正面を向いていると思いますので、目線も安定してコントロールが良いのです。

繰り返しますが、素人が考えた原因・要因ですので、ひとつの可能性であり、正しいとは断言することは遠慮します。
ただし、前述の通り、ご本人やコーチもそれはわかっているけど、修正できずにいるのかもしれません。
偉そうなことを申しあげれば、ストレートの急速を落とす(7割くらいの力で投げる)ことができれば、非常に、良くなるのではないかと、感じずにいられません。
そして、この頭の運び方を改善できて、目線にブレが生じなければ、おのずとコントロールは良くなるのかなと言う感じを受けます。
今後の藤浪晋太郎投手の活躍に期待して、勝手ながら記載させて頂きました失礼をお許し願えますと幸いです。




<追記>

2020年7月より、藤浪投手が1軍に上がり、先発出場して、映像で頭の動きを確認できましたが、だいぶ、頭部のブレが少なくなったように感じました。
きちんと、キャッチャーが構えた場所を、ずっと、見続けるように努力できるようになったのか、少しだけ力を抜いて(スピードが下がってもパワーを抑えて)投球するようにして、頭のブレが少なくなったのか、どちらかは不明ですが、最近の投球は、顔がホームを見ている時間が増えました。
力むときには、以前のように、顔が1塁方向の地面を見てしまう事が、まだ、散見しましたが、以前は投球毎回だったのが、回数が大きく減ったと言う印象です。
この投球フォームを、毎試合できたら、大丈夫だと感じました。
頭のブレが少なくなった結果、目線のブレも減って、大きく外れるボール球が減ったと推測します。
この調子が良いフォームを忘れずに、継続してもらいたいところです。

と、思っていましたが、8月以降の登板では、また、投球した瞬間、頭が大きくブレて、目線の向きが地面を向いてしまい、キッャチゃー・ミットから、目が離れている場合が増えてきました。
要するに、速い球を投げようと、思い切って、全身を使って投げるのは、良い事なのですが、その腕の振りが、ダイナミックなため、投球したあと、体が下を向いてしまい、結果的に目線が動いて戻ると言う、また、悪くなっていると言う事です。
藤浪選手のスライダーが、直球よりは、コントロールされている(マシである)のは、スライダーだと、首から上が、直球よりはブレていないことがあり、少しは安定しているからです。
藤川球児選手の場合、思いっきり投げても、顔が残っていると申しましょうか・・。
読売の菅野投手は、ほんと、顔の向きが、最後まで、きちんとホームを見ています。

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