千葉の知的障害者施設 約100名感染は「防げた」可能性を検証

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新型コロナウイルス(武漢ウイルス)の感染が拡大していますが、2020年3月28日から、千葉の知的障害者施設で合計で約100名の集団感染がわかり、施設の皆様が心配です。
なお、同じような施設においては、2月27日頃、相模原でも福祉施設で合計5名を出しました。
この陽性反応がわかったのも、相模原市は、神奈川県県とは別に独自の保健所体制ですので、検査を積極的に行っている賜物です。
これまで1000名ほどと大量に検査し、わかった相模原市内での感染者は29名と、全国でも先駆けて検査を行っていました。
しかし、2月に感染者を出したときの発表では「福祉施設」と言う事だけで、具体的に、何系なのかまでは発表されませんでした。
これは、個人が特定されるとして、感染者家族の強い要望もあり、施設名などが公表されなかった次第です。
噂では、もちろん、どこだと、わかっています。

若者の外出して感染拡大するから外出しないように、大人でもみんなに外出を自粛して欲しいと言っても、そもそも感染情報の公開が不十分です。
そのため、相模原で出したような同じような施設は日本全国にありますが、まだ、他人事のように対策が十分ではないように感じます。

2月に相模原で、出たから、同じ施設系である自分たちも注意しようと、早い段階からより強化した対策が講じられていたら、ここまで多くの集団感染にはならなかったかも知れません。
もっとも、情報公開が不十分なのは、相模原だけでなく、日本全体に言える事です。
情報というものは、戦略・対策を立てるうえでも、とても大切なのですが、どこで発生しても不十分な傾向があり、残念に感じるこの頃です。