安倍総理大臣が突然打ち出した「布マスク2枚の全戸配布」の方針。
まずは、感染が拡大している東京都23区や、大阪市などから優先して配布し、最終的には日本全国の家庭に、1住所あたり2枚を届けると言います。
発表後、ツイッターのトレンドでも「#アベノマスク」が、上位を占めるようになりました。
そんなTwitter発言を公式ルールにて貼り付けしつつ、マスク配布の意義に関して、明記させて頂こうと存じます。
やっぱり
給食マスクやん
ないよりか
ましやけど#アベノマスク pic.twitter.com/nIauVVrFhq— ˙˚ʚ✞ɞ˚˙Heno-TanฅÒ￦҂ฅ (@chan_HeNo) April 2, 2020
個人的な話になり恐縮ですが、私は、民主党政権のあと、仮にも、長年、自民党に選挙では投票して参りました。
野党より、ぜんぜん、自民党のほうがマシだからです。
しかし、2月に「大胆かつ早急に、経済対策などを実行する」と言い、3月くらいには何か支給されるのかな？と、期待していましたら、すでに4月に入りました。
その4月でも「速やかに対応したい」と言うだけで、国民の個人向けには、何一つ、決まってもいません。
そんな中、唯一決定したと言うような事案が今回のアベノマスク「布マスク2枚の全戸配布」です。
とりあえず国民にストレスを与え続け免疫力を低下させ、コロナ感染拡大を目論んでるとしか思えない#アベノマスク pic.twitter.com/94MWtheO2K
— 🥃🍫らむちょちょこ🍖💕 (@29LoveHunter) April 2, 2020
ひとり暮らしの人には2枚、10人家族でも2枚、不公平なのではないだろうか？
マスクをたくさん備蓄されている家庭に2枚届いても効果は薄い。
新しい住所に引っ越した人に、マスクは届くのだろうか？
路上生活者やネットカフェで寝泊まりしている人こそ必要だが、届かないだろう・・。
空き家になっている住所、住民登録していても別荘などに住んでいる人の自宅にもマスクが届くのだろうか？
仮にポスト投函になると、ポストから盗む人が続出するのではないだろうか？
こんなバカげた政策はありません。
バカ#アベノマスク pic.twitter.com/E8PUdNiWni
— King_Blackness1 (@King_Blackness_) April 2, 2020
流通の過程で、届けれる封筒(梱包)などに「ウイルス」が付着する可能性だって否定できません。
実際問題、日本郵政の配達員も、各地で陽性者が出ていますし、Amazon小田原も、2人目出しましたので、荷物を受け取って、自宅にダンボールを入れる私も、いつも、ヒヤヒヤする思いです。
日本全国の世帯数は、約5340万世帯です。
そこに、マスク2枚と郵送費、仮に1世帯約200円の経費を掛けるとすると、予算は100億円を超えます。
申し訳ありません。
マスクが意外と高価なことがわかりまして、1枚200円と菅官房長官の発言がありました。
すると、1世帯500円の経費になるとして、予算は267億円にもふくれあがります。
※その後、マスクは1枚260円で、合計446億円もの経費が必要な事が判明しました。
更に、布マスクは、洗って何回も使えますが、100回も使えると言う品物でもなく、使用回数(洗濯回数)には限界があります。
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決まったのは、まだ経済対策をやらないと言う事と、東京五輪の新たな日程、そしてマスク2枚だけと言ったところです。
前述したとおり、自民党押しですが、さすがに、今回の新型コロナ対策での無策には、とてもガッカリしています。
これは、安倍総理大臣が悪いと言う事ではなく、自民党に有能な政治家が「いない」と言う事につきます。
先生！晋三くんが給食を配ってくれないから叱って！#アベノマスク pic.twitter.com/C30h34p95h
— ハマのラジ鉄 (@hamarajitetsu) April 2, 2020
よく、ひとりあたり10万円の補償をなんて言われますが、国民ひとりに10万円支給すると「12兆円」も必要になります。
国の税収(一般会計税収見込)は、2019年度の推定で約60兆円です。
そのうち消費税分が約20兆円です。
そんな税収しかないのに、12兆円も捻出するのは、とても難しい訳です。
2020年度は、税収が落ち込むのも、目に見えていますし、恐らくは、財務省が抵抗するでしょう。
日本は、いまや、国民1人当たりのGDPは、世界26位ですし、中堅国の所得の伸びのほうが日本を上回っています。
このように日本は決して豊かでは、もうありませんので、国民にひとり10万円支給というのは、夢のような話なのです。
「日本が戦後経験したことのない国難」なのに、対応策が「布マスク2枚郵送」という衝撃。日本政府は私たちの思ってた以上に無能でした・・。
しかも恐ろしい事に、この #アベノマスク の買上げには緊急経済対策の予算が使われます。どのへんが経済対策なのか全くの謎です。日本政府の頭が国難。 pic.twitter.com/8nhVQEEUy6— HOM55 (@HON5437) April 2, 2020
マスク2枚もらったら、転売するような方も、現れるでしょう。
マスクは、ばら撒くのではなく、今、本当に必要な方が、手に入るようにするべきでだと、多くの方が、思うのではないでしょうか？
<追伸>
いちいち写真を取ったり、SNSに上げたりしませんが、6月1日になって、ようやく2枚のマスクが届きました。
我が家は、建物こそ1つですが、市役所には2世帯として登録し、生計が別々で、住民税などの税金も別々に納めております。
しかし、届いたマスクは1世帯分(合計2枚だけ)でした。
最初から、1世帯に2枚とおっしゃっておられましたが、実際にうちは2世帯では1世帯扱いかな？と、予測していたとおりになります。
言葉の使い方になりますが、世帯に1つと言うのは、語弊があります。
1名義(1姓名)の表札につき2枚と言うのが正解といったところでしょうか？
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それにしても、発表されてから届くまで約2ヶ月・・・。
私のところは、まだ、全国的には届いたのが早いほうの部類です。
これが、スピード感があると、言えるのでしょうか？
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